フランス・ななめ見聞録 & La Prose oblique du Japon
フランス・ななめ見聞録 & La Prose oblique du Japon
DATE: 2009/11/04(水)   CATEGORY: 美術館 le musee
パリアートサロンArt en Capital
グラン・パレのアートサロン、Art en Capital http://www.artencapital.fr/ のヴェルニサージュ(オープニング)に行ってきた。ギャラリー単位ではなく、5参加アート団体に登録しているアーティスト個人レベルの展示になっている。
偶然、友人知人、アーティストに会ったりしたので、それはそれで楽しめた。
が。



疲れた。
画像は、終わってすっかり忘れたころにはのせられるかと思うが(雰囲気画像のみだけど)、大きなサロンは疲れた体にさらにヘトヘト感をのっけてくれる。早く寝たいところだけど、そんなに良かったとも言い切れなく、やり切れなさを書きたいのかも。インヴィテーションがあっても結局長蛇の列に並ぶし(思ったよりはさっさと動いていたけど)、まともに入ろうとすると一般で10ユーロする。アーティストもピンキリで、そんなに払って入るなんて博打より当たりの確率は低いんじゃないか。
彫刻はおもしろい作品がわりと見られるけれど、ボリュームとフォルムがあるぶんインパクトを与えられるから得とも言える。絵画は本当にもう、理解不能なものが多いので流し見するしかない。

それというのも、展示方法の、この主義はいかがなもんか、作品の脇に小さくタイトルと名前(名字のみ!)の紙が貼ってあるだけ。
あぁ、作品についてもアーティストについても、何にもわかんない。作品を買いたいなら名前を控えて本部に持って行けばいいわけだけど、ただ情報を得るというのはとてつもなく面倒な作業となる。

日本人の出展も多くて、いったいどういう経緯なんだろうと不思議。
在パリもいれば、日本から参加のアーティストもいるんだろう。
でも何しろ、何千作品とあるうちの1作品に、どれだけ魂がこめられているのかも、観覧する側はいっさいわかんなくて、何にも伝わってこないんである。権威(というか単に歴史)あるサロンに出展するのは悪くないだろうけど、高い出展料払うんだったら小さくてもギャラリーの方がいいように思う、難しくても方法はある。
なぜなら、大きなサロンに例えば2万人が見にきても、2万人が素通りする可能性はあるってことだから。そう思えた作品が、日本のものに限らず、多いということ。


秋は企画展やサロンが多い。芸術の秋ってことかな。夏は新しいことなんて始めたくない、誰も働きたくないからで、夏のバカンスが終わったら一気に加熱する。



Art en Capital
2009、11月9日まで
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ささやかなハロウィーン in Paris
先日、10月31日はハロウィーンだったということで、パリでも“デギゼ”(コスプレ、仮装)した魔女やらゾンビやらミイラ、単なるコスプレ美少女や、色んなのが出没した。

たまたまパレードを目撃したんだが、スーパーでお会計の最中。そして買い出しを済ませ、大荷物を抱えながら、ダラダラと進む(みんな傷だらけだから)パレードを見てたんだけど、写真とったりしていたら、ついついトイレットペーパー12ロール入りを落っことして、ゾンビの足元に転がっていったー。役に集中するためか、ゾンビって落とし物を拾ってくれないんだね。

画像は少しこちらにあります
http://blog.mon-paris.jp/?eid=197089



フランスではそんなに騒ぐっけ〜?どうだったかなと、数週間前に友人日本人女子に「フランスでは仮装行列なんかやんの?」と聞かれた時、どうも記憶の引き出しから出てこなかったが、当日の夜、友人(仏)が、「2000年だったかに、ハロウィーンがめっちゃヒートアップした。でもそれ以降パッタリ、誰も話題にしなくなって、いっさいコマーシャルにのぼってこないよ」と言った。それは、フランステレコムのプロモーションの一環だったそうで、かぼちゃが街中にあふれた?そうな。「それ、農家とコラボレーションの、農業促進運動だったんじゃないの、かぼちゃ買いましょう!っていう」とワタシの感想。
何にせよ英語圏でのお祭りなんだっけ、ハロウィーンは?

2009年度も、騒ぎたいお祭り好きは、仮装グッズを売ってる店に列を作ったらしい。メトロの中でいきなりギャーとか叫んだりもしていたけど、単体で見るとせつないものがある。TOKYO・阿佐ヶ谷商店街の方がよっぽど賑わってるよ


***

最近、パリでまたマイケル・ジャクソン集会があったんだったかな?
♪スリラーをすごい人数で踊る映像が、死後、何度もメディアにあがってくるので、それとハロウィーンと混乱してくる。

このブログ内、マイケル・ジャクソンへ合掌
http://rimaik.blog93.fc2.com/blog-entry-442.html


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DATE: 2009/11/01(日)   CATEGORY: 美術館 le musee
パリ美術館、今日から11月
11月になった。

毎月第一日曜は、いくつかの美術館で入場無料になる。
例えば、ルーヴルやオルセー、国立近代美術館(ポンピドゥ)、クリュニー(中世)、ギュスターヴ・モロー→このブログ内、エレガントな螺旋階段のギュスターヴ・モロー美術館http://rimaik.blog93.fc2.com/blog-entry-368.html、ドラクロワ、ギメ、などなど。

ただし特別展、企画展は無料にならないのであまり役立たない。無料の範囲で入れるものにはもうだいたい入ったし、今見たいものは全て企画展だし。
ちなみに、市立美術館(プチ・パレ)や市立近代美術館の常設展、カルナヴァレ美術館なんかはいつでも無料。


見たいもの、は、わりと大がかりな企画展なので、今日は午後あいた時間に小ぶりの展示を何か見ようと思って、ジュ・ドゥ・ポーム→このブログ内、ゲイポップカルチャーを牽引したピエールとジルhttp://rimaik.blog93.fc2.com/blog-entry-187.htmlに行った。映画界の、何だろう、「ポップ・オヤジ」?フェリーニの企画展。

***

土曜にジャックマール・アンドレ美術館に行った。メムリンク、ブリューゲルらの特別展をやっている。が!長蛇の列だったので止めた!!やっぱ土曜なんかに行っちゃダメだなぁ。
その時に用は無いけど足をのばしたシャンゼリゼ辺り。人が多かった。。

chamselyse20091031_9183.jpg凱旋門

chamselyse20091031_9184.jpgカルチエ前
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DATE: 2009/10/31(土)   CATEGORY: 美術館 le musee
ジャン・ムーラン美術館 <モード・1940〜1944>
時間の無いパリ旅行では決して行かないだろうと思われるマイナーな美術館、「ルクレール元帥とパリ解放記念館 & ジャン・ムーラン美術館」。1994年にオープンし、モンパルナス駅の真上に、ふたつの施設が繋がって立っている。

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なんでマイナーかというと、「1940年〜1944年」という、フランスにとって重要な歴史的時代をテーマにしており、日本人にとっては面倒くさいし、馴染みがないから。この時代は「ドイツ占領下時代」であり、パリを始めフランス各地、および世界を巻き込んだ第二次世界大戦の大渦が、地球全体をゆるがした。
パリにとっては、パリをドイツ軍に占拠され、ヴィッシーに政権を遷すことを余儀なくされた、闇(という言葉が適切かどうかはわからないけど)の時代。

ルクレール元帥(1902〜1947)は、ピカルディー地方・オートクロック伯爵家の子息ということで、貴族階級出身の軍人。“自由フランス”軍を率い、パリ解放につながるノルマンディー上陸作戦に関わった。
アルジェリアでの飛行機事故で帰らぬ人となった。

ジャン・ムーラン(1899〜1943)は、レジスタンスを指揮した。南仏出身。知識豊かで美術や詩を愛し、イラストレーターとしての顔もあった。1940年からレジスタンス運動に参加、1944年の「パリ解放」に尽力。
ドイツ軍に抵抗姿勢を見せていたため危険な立場にもあった。
1943年にドイツ軍に捕らえられ激しい拷問を受けた。諸々の活動や情勢について守秘を貫きながら、ドイツへ搬送される列車の中で亡くなった。



ふたりは第二次世界大戦の英雄としてフランスでは位置づけられ、特にジャン・ムーランはレジスタンスの象徴となっている。もちろん、他にもパリ解放や世界大戦に関わった人物はたくさんいるわけだが、ふにゃっとした帽子を被ったイメージ画像が印象強く、この人がシンボルとなっている。


第二次世界大戦: 1939年、ドイツ軍のポーランド侵攻、および、イギリスとフランスのドイツに対する宣戦布告によって勃発。

その後の展開: 1940年、ドイツ軍がパリに入城、フランスは降伏。それから4年間、フランス政権はフランス中部の都市・ヴィッシーに逃れた。
1944年、レジスタンスがパリを奪回し解放となるまでの間、パリはドイツ占領下に置かれた。





2009年11月15日まで開催の企画展、<ドイツ占領時代のパリモード 1940〜1944>がなかなか好評(?)。モード系、アクティビティ系紹介の情報TV番組でも頻繁に紹介されている。
モード美術館のガリエラが協力していることもあり、質が良く、小さな展示会場ながら充実している、そして、この時代のお勉強にも役立ちそう。


1940年代のモードは、1939年のロマンティック・スタイルを引き継ぎ、女性らしいエレガントなシルエットがさらに洗練されたものだった。
特に帽子や靴、バッグは機能面も重視する一方、華やかでデザインも凝っており、現代でも「レトロモダンな装いにいかが?」な雰囲気。


華やかなモードが展開したとはいえ、1940〜1944、この間のフランスは、ナチスのユダヤ人弾圧、食糧難、レジスタンス運動、といった、暗闇の時代だった。

展示品のみ見ていると、ユダヤ人が着けさせられた黄色の星マークバッジ以外からは、ノスタルジックなベルエポックのモード展のような気がしてくる。記録映像と共に流れているキャプションでは、時系列で綴るレジスタンスの活動の様子や、弾圧を受けたユダヤ人の数の記録なども綴られる。それから、音声で軍隊がワァワァ言っていたり、第二次世界大戦に触れパリ解放に向けて動いたレジスタンスの記録などを紹介したパネルを見れば、ドンヨリした時代だったことはわかる。フランス語がわかる場合は興味を持ってみると良い(英語もあったかな)。

でも、占領下でどうやっておしゃれを楽しむんだ?とか、制作はある程度、自由にできたんだな?(※帽子制作の記録映像はおもしろい。)とか、結局、感覚として遠く感じることが多い。要するに、戦争と華やかなモードがどう共存できたのか、イメージできない時代背景だと思った。「薄れる戦争の記憶」ってやつでしょか、だってありがたいことに自分は経験していないからな〜。


こちらにも書いてます
http://jp.mon-paris.info/contents/branche/oyv.html


ルクレール・ド・オートクロク元帥とパリ解放記念館
ジャン・ムーラン美術館

Mémorial du maréchal Leclerc de Hauteclocque et de la Libération de Paris - Musée Jean Moulin
23, allée de la 2e DB Jardin Atlantique 75015
モンパルナス駅上
TEL / 01 40 64 39 44

開館時間:10〜18時
休館:月曜、祝日

美術館は”モンパルナス駅上”に位置している。ビル屋上レベルの、空中庭園の中にある、という感じ。Jardin Atlantiqueの隅に立つ。

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DATE: 2009/10/31(土)   CATEGORY: 食 l'alimentation
貧乏パスタ5
できあがったパスタシリーズで、ラビオリとかメッツァルーナとか、中に具の入った、茹でるだけの手抜き便利パスタ。ソースもかけて、結構お腹にどーんとたまる一品。

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さらにはできあがったサラダパスタ、こういうのは高くつくので、本当にごくたまにしか食べない。

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