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フランス・ななめ見聞録 & La Prose oblique du Japon
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DATE: 2011/03/26(土)   CATEGORY: 世界 le monde
シリア。パリより
ここフランスで、東北地震後、初めて入れ替わったトップニュースは、それまでトップ2番目だったリビアの件。フランス、英米国がミサイル攻撃を開始したことで、トップニュースとなった。

空爆・・・。
結局、無差別攻撃になってしまうので、やるんならフランスの終身刑確定重犯罪者が特攻隊を結成して、アジトに突入、自爆でもよし、カダフィの首をとってくる、という作戦にしてほしい。

別のアラビア国にも影響が広がっている。





シリア。
西洋と東洋の交易地として栄えてきた中東の国。その国境をトルコ、イラク、ヨルダン、イスラエル、レバノンと接する。北西部は地中海に臨む。首都はダマスカス、第2の都市はアレッポ。

中東って砂漠とラクダと石油ばかりかっていうと、シリア北西の方は、地中海に面し、肥沃な大地に恵まれ、古代よりオリーブ栽培がさかん。このオリーブオイルを使った石けん製造は1000年の歴史を誇る。十字軍によって西洋に持ち込まれ、12世紀以降、地中海のあらゆる港にこのアレッポ地方の石けんが伝わっていく。”マルセイユ石けん” を始め、世界中の固形石けんの起源は、まさにシリア。

このシリアの石けん工房と業務提携をしていることで、ワタシはシリアと馴染みを感じている。なかなか知られていないことかもしれないが、実際、シリアと日本は友好関係がある。


民主主義な国で、言いたいこと言ってやりたいことをやることのできる、自由が保障されるワタシ達の感覚からは、正直、シリアって国には、想像できない抑圧がある。遠く離れたパリにいてさえ、自国にネガティブな発言は非常に憚られるという。どこに耳があり、いつどこからどこへ洩れ、関係機関へ密告されるか、そうならない可能性は否定できないのだそう。ここで書いてもいいのかどうか不安を感じるくらいに、シリアには強力な独裁支配がある。

その状勢というのは、昨今、次々と民主化への動きを見せるエジプト、チュニジア、リビアなど、比べものにならないくらい強烈なものなのだという。何かが起こってしまえば、とてつもなく激しいものになるだろうと言う。末恐ろしいっていう表現が合っているかどうか、とてもとてもはかり知れないものを感じる。

シリアで何か起こりそう、マニフェスタシオンが計画されている、明日、何か起こりそう、と話を聞いたのが17日、木曜。
明けて18日、南部ダラア市、他でも衝突があって死亡者も出たとか。その後はニュース報道の通り。



1102126.jpg


画像2枚は、2月12日、パリの中心部シャトレで見かけたマニフェスタシオン。よっく耳にする、アラブ・ロックみたいなのがガンガンかかって耳が痛い。

チュニジア、エジプト、シリア、それからアルジェリアの国旗もチラッと見える。


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