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フランス・ななめ見聞録 & La Prose oblique du Japon
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DATE: 2008/09/07(日)   CATEGORY: 本 Livre
ロシアン・イラストレーション、カバコフ展とレーベジェフの絵本
2月ころに行った世田谷美術館(東京)の、イリヤ・カバコフ「世界図鑑」絵本と原画展。とっくに終わったものです。
そこで数枚買ってきたポストカードを見ていて「!」と、つながったこと。


kaba5660.jpg

kaba5662.jpg

それはイリヤ・カバコフではなくて、ウラジーミル・レーベジェフで、ポストカードの絵柄の、おばさんが着ているコートのモサモサした感じのタッチを見ていたら、何か思い出す・・・。ということで本棚を探してみたら、そうだった。



kaba5663.jpg

「うさぎとおんどりときつね」
文絵:レーベデフ
訳:うちだりさこ
1977年発行、岩波書店

「うさぎとおんどりときつね(1924年)」と「きんのたまご(1923年)」と、2編入り絵本。

ウラジーミル・ワシーリエヴィッチ・レーベデフ(1891~1966年)

レーベジェフとかレーベデフと、ちょっと表記が違いますが同じ人物でしょう。





kabakov5131.jpg

イリヤ・カバコフ展の方は、50冊ほどの子どものための本にカバコフが描いた挿絵の原画。「くらしの本」「科学や歴史の本」「国のきまりを教える本」「物語の本」「詩の本」「オーシャ(少年の名前で、第一次世界大戦時の物語)」という6のカテゴリーに分けてあった。毎日の生活や街の営みの中で、世の中にはどのような職業があり、どのようにモノは作られているのか、などを紹介、また石油や鉱物、植物、宇宙といった自然の本や、童話や詩の挿絵などなど、幅広いテーマの中で活動したカバコフの足跡を辿っていた。
とはいっても共産主義のソビエト時代に自由な表現は許されていなく、これらの挿絵の仕事はアーティストとしての活動とは線引きしていたようだ。最終的にはソビエト崩壊の直前に亡命し、ニューヨークで活動している。
ソビエト体制を批判し皮肉るスタイルは、今になってようやくオープンにできるようになった・・・かな?


挿絵は結構メルヘンでファンタジックな画風だったりする。徹底的にキッチリ描き込む画面は、それでもグラフィックな感じでスッキリしてる。
これでソビエトッ子は社会勉強したわけかぁ~。




kabakov5138.jpg砧公園をブチ抜けて

kabakov5141.jpg砧公園の梅(※重ね重ね、2月です)




イリヤ・カバコフ「世界図鑑」絵本と原画展
※4月終了
過去の展覧会
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/past.html


世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

kabakov5150.jpg
入場は1階からで、地階もあるようだが展示場メインは1階だった。建物の構造がよくわからず・・・。
なお、この展覧会の次は「冒険王・横尾忠則展」だった~(4~6月)!

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