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フランス・ななめ見聞録 & La Prose oblique du Japon
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パリ・壁アート
「Pochoirs(ぽしょわーる)」というのはステンシル画法、型紙を使った画法のことで、日本のトラディショナルな着物制作の型紙についてもこの言葉を使う(はず。1月にケ・ブランリー美術館に行った時に、日本代表の作品として着物の型紙が”Pochoirs”として展示されていた。はず。ケ・ブランリー美術館 http://www.quaibranly.fr/index.php?id=accueil

・・・というわけで、人物、ポートレートをPochoirsで描くアーティスト、JEF AEROSOL ジェフ・アエロゾル個展最終日のクロージング・ソワレ(カタログ販売のサイン会も兼)に行ってきた。


1980年代からフランス国内、ヴェニス、ロンドン、シカゴなどの街の壁に作品を残し、住民や写真家たちを楽しませてきた。壁に描かれ、静かに街を見守る人物たちはフランスや世界各国のアイドルやイコンであったり、また誰でもない誰かであったりする。残念なことには、これらの壁画は「消されていなければ残っている」という程度の話で、全く”保存されていく”という傾向のものではない。2007年3月に発表された写真集で確認できる。
もちろんキャンバスに残している作品もあるわけで、その作品展がこの度開催されていたわけ(そして終了。)

この人の作品は、繊細でなかなか手間のかかる作業によって実現される。とても視覚的でポップ。ミック・ジャガーやデビッド・ボウイ、アンディ・ウォーホルなどをモチーフにしたものはさらに、ポップ度が増していると言ってよろしいでしょうー。
絵の中に必ず現れる小さな赤い矢印がポイント。ミュージシャン、画家、映画人、文豪、政治運動家などなど、モデルとなった人物たちへの愛と感謝の念を表している。

今回の個展には20cm角から100cm角までの、大小50点ほどの作品が展示された。ゲンズブール、ピアフ、カート・コベイン(ニルヴァーナ)、ジャメル(フランスのコメディアン)、ガンジー・・・などなど、有名人がズラリ並んだ。



jef2139.jpg
メトロ・Maubert mutualiteあたりに残る作品。サインと赤い矢印がちゃんとある。


jef2229.jpg
サインをする本人は、こんなオジサンです。とても几帳面にスタンプをいくつか押して、インクが移らないように白い紙をはさんで・・・。でも落ち着かない性格なのか、常にウロウロ動き回っていた。ワタシは何もお買い上げしなかったのでサインは頼まなかった。
フランス北部・リールの人で、この日はソワレのために車で上パリ。


jef2226.jpg
ミニライブも行われた。



JEF AEROSOL - POCHOIRS
ジェフ・アエロゾル「POCHOIRS」

(個展は6月2日までで終了)

Galerie Anne Vignial
53, rue Charlot 75003
11h~19h30 無休
もよりメトロ; Republique、Temple、Filles du Calvaire
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ossann | URL | 2007/06/14(木) 12:13 [EDIT]
壁に、というと依頼作品か、落書きかなどと思ってしまう。アメリカの青年の地下鉄の絵がみんなにだんだん支持され愛されていく様子の特集を見たが、芸術は残っても消えても人の脳裏に刻まれるかどうかで命が宿るか消滅するかの綱渡りをするのだろうな。

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