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フランス・ななめ見聞録 & La Prose oblique du Japon
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DATE: 2009/06/29(月)   CATEGORY: 食 l'alimentation
かたいのがいい
最高級・清水白桃の郷?からやってきたくせに、ピ~チにそれほど情熱を感じない筆者。
かたくてガリガリしたのが好きで、それになかなか応えてくれる桃が無いんだもん。
ちなみにどろどろおどろ~の柿も嫌いで、ガリッガリしたのが好み。
バナナも、黒い斑点なんて冗談じゃない、真っ黄色がいい。

※まだ熟してないのがいいわけじゃない。



フランスな、安価な白桃。
市場で「桃!白!」と言ったら、「硬いよ!」と言われた。
それがいいの~~~。


今、そばを通るたびに、桃の香りがする。
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マイケル・ジャクソン1997年のコンサート
1997年、リヨンでのマイケル・ジャクソンのライブに行った。

やはり「ぽぅ!」と、巨大スクリーンの上にポーンと現れてライブは始まった。
サッカー場で行われたメガ・ライブだったので本物は米粒くらいにしか見えなかったけれども、お決まりの、子どもたちがワンサカ出てくるような演出に観客も何だか一体化しちゃって、横隊になって知らないもんどうし手をつないだりしていた。

ワタシとしてはジャクソン5の時代とか、BAD、ビリー・ジーン、スリラー辺りも、ビデオクリップはおもしろいけどそんなに興味なく、Will You Be There や Black Or White の、DANGEROUS(デンジャラス)ころがいいので、リヨンでのコンサートはまさにこのアルバムからも多かったはずなので、運が良かったんだ(※アルバムは1991年)。

Will You Be There
神がかってるかな・・・。
↓Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=PvYygjcMDdQ

(自分の)目の黒いうちに、そしてマイケルがややおかしな方向にいってしまう直前(?)でも、良かったというもんだ。



マイケル・ジャクソンが亡くなったと聞いたのは、フランス時間26日(金)の午前2時くらい。遊びに行って遅くなったので、友人と深夜バスに乗っていたら、浮かれた若モノたちが「マイケル・ジャクソンが死んだんだゼィィ」と教えてくれた。「ウソつけ。何で死んだの」などと話題に乗っかったけど、何だか有り得なくもないよねぇ~とか思っていたら。

フランスでもニュースで大きな報道、MTVでもオマージュクリップ集を流し続け、M6も特番を組む。街でも、とりわけノートルダム寺院前にファンが大集合したようだ(ニュースより)。

※ちなみに、死にまつわるとノートルダム寺院、組合の決起集会的なものはバスティーユ、右派はオペラ(ガルニエ)、のように集合場がある。


とても不謹慎だけど、80歳のマイケル・ジャクソンもあまり想像できないし、そもそもどう見たって不健康だし、生きながらにしてあんなにもレジェンドな人物となってしまったので、ミステリーにて、このタイミングで良かったのでは?なんてこっそり個人的には思う。準備中だったコンサートは気になるところではあるけれど、近年の報道には何だか悲痛な気持ちになるし、正直その風貌、”見ちゃおれん”度が高くなる一方だった。


パリにはシャンゼリゼ辺りかどこだかに部屋を持っていたらしいよ、友人に聞いた話だけど。


生きてる世界も全然違うし(そんじょそこらの芸能界とも違う)、軸も完全に人間離れしていて、もういないってことにもピンとこない。

でも合掌。

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フランス夏至の音楽祭
6月21日は、夏の到来を喜ぶ、夏至の音楽祭、Fête de la musique 2009。
ワタシとしてはまずは不穏なムードから始まった。オテルドヴィル、ポンピドゥーあたりは機動隊に包囲され、ヘリコプターがずっとホバリングしたり行ったり来たりして、なにごと~。



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煙がシューとのぼるものが道のド真ん中にあったので、不審物発見で大騒ぎ?とも思ったがどうも違うような。いたるところにビン、割れたガラスの破片がとっ散らばり、ショーウィンドウもカチ割られてひどいことに。「マニフ(ェスタシオン)なのか?」とか「けんか?」とか言ってたが、確かな情報はわからず。

このあとプロテクターの一行は、隊列を組んでポンピドー方面へ動いて行った。


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この辺では音楽なんか何ひとつ無く、人は大勢いたけれど上記のヤジ馬状態。

まずは友人たちを追いかけてパリ北東方面、ヴィレットの「キャバレー・ソヴァージュ」へ。テント小屋のような形の円形サーカス型施設で、複数のグループが参加したイベントだった。国際色豊かな構成で、カナダ、ベルギー、メキシコ、セルビア、などの、ロック、テクノ、フォーク?、といったジャンルも色々だった。

ヴィレットを後にして、別の友人とパリ中心部を巡る。
ルーヴルではストラヴィンスキーを聴くんだという事で長蛇の列ができていた。列は本当に始まりと終わりがわからないほど長く、ルーヴルのピラミッド横を通って、ずっとずっと続いていた。2000人が入れる事になっていたそうで、ルーヴルにそんなホールがあるんだっけ?

驚きはそのくらいで、あとはストリートでジャズやロックやブラス系、ゲイ地区のマレではテクノ・・・と、色々に移ろいだ。

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コピーバンド


メトロやバスも夜通し動いて、夜な夜なノクタンビュルが踊り狂った。


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DATE: 2009/06/17(水)   CATEGORY: 世界 le monde
宗教的相互理解と、悪の道へまっしぐら!
天台宗座主、初の高野山参拝…空海と最澄の“対立”超え

 天台宗総本山・比叡山延暦寺(大津市)の半田孝淳(こうじゅん)座主が15日、和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺を訪れ、宗祖空海の誕生を祝う同寺最大の法要「弘法大師降誕会(ごうたんえ)」に同寺の松長有慶座主と並んで参列した。天台座主が高野山を公式に参拝するのは、両宗の約1200年の歴史で初めてという。

 空海と天台宗の開祖・最澄は晩年、対立したとされるが、相互理解を深めようと昨夏から、半田座主の高野山参拝を準備してきた。

 午前8時10分頃、半田座主は和やかな表情で金剛峯寺に到着。大師教会大講堂での法要では、松長座主と並んで壇上に参列し、稚児大師像に甘茶をかける「潅沐(かんもく)作法」を行った。

 この後、奥之院に向かい、空海が入定している御廟(ごびょう)を参拝し、本坊で松長座主と会談。半田座主は「手を携えて世界平和と仏法の交流にまい進できれば」と話した。




という読売新聞のヤフーニュースを先日見て、何だかエラいことじゃないのと、事の重要度はいまひとつわからないなりにソワソワした。

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ワタシは宗教人じゃなくて崇拝する対象物は無いが、無神論者でもない。
お国としてはクリスチャン率が高いフランスで、自分のまわりにはディープな宗教人は多くはない。ただし、子どもの時に洗礼は受けているとか、自分の子や孫の洗礼式が、とか、そういう話題は出る。赤ちゃんの時に洗礼を受けていれば自分の意図するところではないが、とにかくそこそこ教会にも通い、でも次第に遠のいていった人や、もう少し大きい小学生の頃に、親に「洗礼するか?」と問われ、何となく「ウィ~」と言って洗礼を受けた、という友人もいる。結局それほどにあつい信仰を持っていなくても、ひとつの経験としては悪くなかったとか、それなりに神聖なものとして捉える人は多い。

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ワタシは幼稚園がキリスト教なところだったことで、お祈りなんかも唱えていた。子どもってのはデリケートで感受性が強いので「その後の人生に影響を与えてるか、信仰としてそれを続けるという考えに至らなかったのか」と聞かれる。ワタシは当時、子どもながらに考え「今後、自分は悪さやいじわるをするだろう、いい子で神様の子ではいられないに決まってるから、キリスト教にはなれない」と決めつけ、すでに悪の道に走る心構え(!?)があり、その意識のもとで神様との決別を感じていた。「だから宗教家にはならないと思ったし今もそう、悪魔の誘惑に負けたんだ」と答えるとたいてい皆「それは懺悔すればいいことで、だいたい小さな過ちは神は許してくれるんだよ」などとプチお説教をしてくれたりする。挙げ句に本当に神につかえているシスターと話した時には(本当は仕事の話:神様関係ではなく、教会隣接の修道ショップとの話があったんだけど本題がそれて)、神はとても広くて大きなものなんだと、もうワタシの理解を超える次元でなぐさめて(?)くれた。

何にせよ現在、信仰は無く、大昔の2年ぽっちの神聖な経験はまったく役立っていない、邪(ヨコシマ)な人間に育った!

とはいえ少なからず影響は受けたと思えるのであって、宗教によって人の考えが善くも悪くも乱されたり、そんなにものめり込める対象となりうるパワーに、いつも不思議を感じる。



日本の一般的宗教観は海外のそれと異質なものなので、よくある話だけど、”ミッションスクールに通い、結婚式を神社であげ、その足でチャペルに向かい、披露宴でドレスを着て、お盆に寺参り、葬式は仏教”、というようなチャンポンっぷりを話すと大変おもしろがられる。お国としては仏教&神道と言っとくけど、こちらでは仏教はフィロゾフィー哲学だという観念があるし、神道とて森羅万象の世界だしカルチャーと密接なので、いずれも”宗教”としてのキリスト教なんかと感覚は全然違うんだろうと思う。敬虔なイスラームなんかから見たら、卒倒されそう。

ワタシはがむしゃらにひとつを信じて世界が狭まる感じが好きじゃないので、それが宗教であってもなくても過激にそういう人と共存するのは結構難しいと思っている。

まぁとにかく、ワタシが宗教に望むことは、相互理解、人間愛、寛大、あとはカルトに走らずに、○○の名の下に行われる殺戮や自爆行為を止めるよう信者に教えてほしい。また、そういう教義であってほしい。





天台宗サイト
http://www.tendai.or.jp/english/index.php 英語説明
もちろん世界の重要な宗教のひとつだし当然なんだが、何か笑える「What's 天台宗」とか。「天台ジャーナル」とか「比叡山宗教サミット」なんて、いわゆる横文字が絡んできたりするのが歴史とミスマッチでププッとなる。
アジア言語、サンスクリットみたいなのがやはり仏教ならではでしょ。

サイトには、どうやって僧侶になるかも書いてある。なお、比叡山宗教サミットは8月に行われているようだけど、そんな猛暑の折に・・・アジア諸国の代表者にとっちゃ大したこと無いかもしれないけど。


真言宗サイト
http://www.koyasan.or.jp/index.html
各種参加型アクティビティがある。通販もありマス。
時に、くだらないんだけど、フランス人や諸外国人の名前に適当な漢字を当てて考えてあげたりすることがあるので、仏教用語まで知らなくとも、梵字・・・なんか選べると何だか説得力が増す、と思っている。でも難しいんだ、この、適当だけどステキな漢字を選ぶって!

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忘れん坊のフランス人~♪
とある朝の凱旋門。

この日、凱旋門の駅ホームで9時に待ち合わせをしていたんだが、まだ家を出ていないうち、たぶん8時半すぎ頃に友人からメッセージがあって「しまった~、今起きちゃった!」。

まずは9時25分(先方指示。細かいな)に待ち合わせが延びた。
そういうことでワタシはのんびり出発したものの、早めに着いたので地上に上がり、凱旋門をパチリする。


消防が3台、連なっていった


時間になったので地下に戻るとメッセージが入って「ケータイ忘れてとりに帰っちゃった!今メトロ!」。

モンデュ~。

まぁいいよ。着いたら連絡して~とメッセージを返してまた散歩に地上へ。結局10時もとっくに回って出会えた。


夕方うちへ来た友人は帰る時、自分のリュックをうちに忘れて帰ろうとした。うちの建物を出る直前にワタシがあれっ?荷物は?と気付いて、本人はちっとも気付いてなかった。

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凱旋門表面。「ソイヤ~~~~~~」と言ってそうな顔。



友人はフランス人です。
もちろんフランス人だから起こったことではないし、ちゃんと連絡くれてありがたいくらいだっつうの・・・。まぁ自分もだんだん「○○時くらいに寄って~」とか、「○○時から○○時の間(1時間くらい幅があったり)で~」とか、指定もアバウトになったりして、当然、仕事になれば10時や11時やピッタリ決めるけれど。急いでなけりゃ、のんびりでいいでしょ~ってな空気にまかれ気味の、がちがち血液型Aデス。

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DATE: 2009/06/08(月)   CATEGORY: 食 l'alimentation
ハングルなオレオ
ハングルで全く理解できないが、オレオ?


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見た感じも食べた感じもオレオを思い出させるんだけど。
でも逆にオレオがこんなだったかどうかが、記憶が怪しいので断定できない。
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DATE: 2009/06/07(日)   CATEGORY: 食 l'alimentation
豚のはちみつソース
時ィ~にご紹介な、フランスの食事情、ランチ。



豚。
はちみつが使ってある甘めのソースがかかっている。
やや肉が乾いててシワいと友人がコメントしたが、味はまぁまぁだそう・・・。
例に漏れず、ジャガイモがどっかり。ものすごい腹ぺこだったけどジャガイモが腹ん中で膨らみすぎて、ジャガイモ2切れくらい残したかも。


sgel7157.jpg

友人の「サラダ」。って言ってもボリューミーです、上にのっかってるのはたぶん鴨だろうと。何か説明のできない不思議な味付けだったが悪くなかった。チーズがのったカリカリしたパンもついてる。



テラス席の外。そういう場合、ワタシは絶対に陰を選ぶが、ワタシが陰になり、友人が陽の当たるベスト席(仏人なので直射日光あびたい)を選んだところ、10分後には友人が陰の中に。しかも風があって案外、陰は寒く、結局まるで陽の当たるところへ移動した。

風は強くて臨席のメニューや、レシートが吹き飛ばされたりした。

場所は1~2週間ほど前に所用で行った、パリ近郊サンジェルマンアンレイ。
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DATE: 2009/06/07(日)   CATEGORY: アート l'art
パリ、アートショッピングサロン
友人(日本女子)が参加しているアートフェアのヴェルニサージュへ行った。




ルーヴル美術館の一角、ルーヴル・カルーゼルにて、200組ほどのアーティスト、ギャラリー、グループがプレゼン&販売するもの、その名も”アートショッピング”なんだけど、この日は初日のパーティー日で、御招待の入場。スペイン系のお客も多かったようで、こういうのはオーガナイザーの色が出るのか何なのか、まぁまぁかなというものから、どうしようもないような駄作まで揃うもんで、数も多いしほとんど流し見、そうとうインパクトが無いと立ち止まらない。※インパクトあっても止まらない場合も・・・
だいたいこういうのは友人の”応援”で集まる場合も多いので、わぁわぁ賑やかなブースもあれば、海外からの出展なのか、ポツリと静かなコーナーもある。正直立ち止まってじっくり見たものもあまり無くて、それでもこういうのはチラチラ訪れとくといい。
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DATE: 2009/06/07(日)   CATEGORY: 街 la ville
オペラ前さっぱりした?
ずっとしばらく、オペラ・ガルニエに近づいていなかったが、最近、用事でこの辺りへ行って、何かオペラ周辺がサッパリしたような気がして記念撮影。



以前、工事やなんかの関係で、目の前に大きな木箱(?)がドッスンと置いてあったような薄い記憶があるけど・・・、そうだったかな。


オペラにはエースマート(韓国食材店)に時に行ったりする。
日本企業が多いのでアジアレストランも多い。それ以外でもおもしろい界隈だと思うけど、ヴァンドーム辺でなければ、割とゴミゴミしてると思う事もある。

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エールフランス墜落事故のセレモニー パリ現地
今日、パリノートルダム寺院で、エール・フランス機墜落の犠牲者のための追悼セレモニーが行われた。
考えてみれば1日(現地時間31日)に離陸、その数時間後に行方不明となり、今日は3日、率直なところ、もうそんなセレモニーをやってしまうのかぁと思った。フランスでは連日トップニュース。

遺族や仕事仲間、友人、関係者が多く集まり、周辺は何だか異様な空気感だった。もちろんバリケードが張られ、一般人は遠巻きに見つめるだけだったけど、エール・フランス・バス(空港バス)が何台も連なり、遺族やエール・フランス職員が集まった。政府関係者も出席。


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ズーム




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人がゴチャゴチャと集まる。

パリの街のド真ん中で、制服のエール・フランスな人たちをこんなにいっぺんに見ることって無い。2~3人ずつでカフェで一休みしてるのもたくさん見かけた。
直接知り合いとは限らなくても仕事仲間を亡くしているわけだなぁ、なんかピンとこない。

合掌。
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「オレの息子」が全仏オープンに出てるよ~
パリ市庁舎前で特設テニスイベントが開催されている。
ローラン・ギャロス(全仏オープン)開催に合わせたもので、巨大スクリーンと、コートやトランポリン(なぜ?)、スマッシュ速度測定器みたいなもんが立っている。

こないだ、ここにいた「フランステニス連盟」みたいなもんの人に、フランス人はまだ残ってるかと聞いたら「残ってるよ、だれそれと、だれだれ、オレの息子」と言うので、は?と思いながら、自慢しやがるのか?とか思って、でもスゴいことだ・・・など2秒くらいパパッと考えた挙げ句、つっこまなかった。


すごい人が画面観戦。



そしたら、オレの息子の正体は、MONFILS(モン・フィス=私の息子)選手だった。

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ちょうど横向いたとこだけど、この人がモンフィス。

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フェデラー選手とやって、負けたんでしょ?
負けたよねぇ。




このブログ内2007年のローラン・ガロス
http://rimaik.blog93.fc2.com/blog-entry-139.html
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DATE: 2009/06/02(火)   CATEGORY: 住む habiter
「パリはお好きですか~」パリである必要なんて
パリが好きでないパリ在住者がいる。
それは外国人でもフランス人でもいる。

フランス人の場合は日々のガチャガチャした生活がしんどくて、現実から逃避したい欲がパリを嫌にさせていたりする。こういう人たちは、イタリアに住みたい!とか言い出す。
外国人の場合は例えば仕事でパリにいるが、街がおもしろくなくて、パリ気質も疲れるし、どう楽しめばよいのか全然わからない、という感じ。

フランス語がほぼできない人にとっては馴染みにくい街でもある。特にパリなら英語ができるフランス人もゴロゴロいる。でもそこはやはり、フランス語ができた方が、事がスムーズだったり、気分が全然違ってくるもんだ。ワタシは英語ではもう全く会話は成り立たないので、フランスにいながらにして英語で生きていく感覚が理解できないが、それで成り立っている人や職種やコミュニティーは存在する。

ついでに、日系企業のパリ在住者向け求人が必須とする条件は、労働許可を含む滞在許可証と、日仏英語ネイティブレベル、です。






それで、パリで楽しく生きるにはどうすればよいのか? パリは何が楽しいのか? と、パリが楽しい街と思えない人には時々尋ねられたりする。ワタシとしては街に何か求めるなら、最初から選択をもっと狭めればいいと思うんで、例えばフランスの歴史や芸術、建築や美術、を学ぶとか、パリでなきゃならない仕事があるとか、そんなことならパリを選ぶことは間違ってないかもしれない。フランスの日系企業に派遣勤務だとしたら選択は無くて、それがたまたまパリだったということだろうし。フランス語ができない人は、まず話せるようになることは必須、英語で済むからと思って努力しないならそれまでで、いつまでも旅行者気分の外国人でいいんじゃないのと思う。今や日本語や中国語、韓国語などできるフランス人も珍しくないし、イタリア語やスペイン語でも何とかやっていけるのでは?


がっ、パリに、トーキョーやニューヨーク、ロンドンのレベルの「未来型大都市」を期待しているとしたら、さっさと荷物をまとめて渡航すべきだと思う。それはパリには街のキャラクターとしては無いもので、ラ・デファンスのビル群や、パリ市内のいくつかの建築物が近代的だったとしても、人のメンタル、頭の中、ライフスタイルは、大きく捉えるとむしろ変わらないことを好む保守派が多い。街が辿っている方向としては、とりわけ上記の世界三大都市の雰囲気とは全く異なるものがあって、世界をリードするようなムーブメントの発祥は、パリでは無い。トーキョーに住んだ者としては、パリの小ささは物理的面積のことだけでなく実感できるものであるし、ニューヨークはマンハッタンに2週間のみ滞在したことがあるが、たったそれだけでもケタ違いの規模の大きさは明らかと思える。


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ワタシはパリの、フランスの、悪口ばっかりここで書いてるので、そうやって、なんでパリがいいのと言われると、説得力のある答えなんて出せない。まずはフランス語しかできないからフランス語圏だったら他のところでもいいとは思っていた。でもニューカレドニアやレユニオンなど島で生活したい希望は無い。いわゆるドムトムで暮らしたいとは思わない。ベルギーやジュネーブならいいかもしれない。昔リヨンに住んでいたし、その後、ベルギー王立美術学校に行ってもいいかなぁと資料おとりよせもしてみたくらい。だからパリ以外の都市でも良かったかもしれない。

とにかく、郵便事情が悪かったりインターネット環境が無いとかいう場所は嫌で、それから村のような小さなコミュニティーの中に生きるのも嫌い。仕事も欲しいし・・・ということでパリになったのかもしれない。都会が好き。

ワタシは美術館やギャラリーに行ったり、仕事のパートナー開拓で街を巡ったりすることは頻繁にあるけど、一方ダラダラぐだぐだと友達とカフェや家で過ごしたり、散歩したり、実りの無いような時間を過ごすのが結構好きなので、フランスのペースにも巻かれているかもと思える。ここでフランス語のみならずコミュニケーションができるできないは大きな差を生むと思うけど・・・。こういうのが好きでない人は、フランスやラテンな国、多くの諸外国で生活しにくいんじゃないかな。というのは、趣味でなになにをします、ということでなければ、フランス人はこぞって「カフェで友達とおしゃべり」だの、「ホームパーティ」だのが、重要なアクティビティのひとつだからで、そういう民族だからだと思える。


モードや料理、アートなど、文化方面の学業を修める留学生は掃いて捨てるほどいる。その後、パリがイマイチ、保守的な街だということに気付いて、能力よりコネやネームがまかり通る(もしくは、それがないと全然入りこんでいけない)街だと気付いてしまったら、そしてアヴァンギャルド(!)を求める人は、どのみちパリを飛び出してしまうんじゃないか。だから、若い世代で旗揚げできる人もしようと思う人もあまりいなかったり、そういう土壌が無いとも言えるだろうし、フリーでコツコツやっていくしかない、となる。

とはいえ、どこだって能力があってもそれを発表できないでいる卵はいっぱいいるわけだし、ステップを踏んでこそ上昇していく職種もある。ストリートパフォーマンスなんてどこの街に行ってもやってるわけだし、パリにもワタシ程度では到底入り込めない、すんごいアングラな世界だってある。どうしてパリだけ時代遅れ感が残っちゃうんだろうな。少なくともトーキョーのように、未来型と古が二極に分かれて伸びていくようなことには、パリはならんね。


スピードスピードの高速生活がしんどい人はパリに住むと良い。
店員の態度が悪い時に、もうムカついてムカついて、血圧が上がりそうになって、それによってパリ大嫌いと思うならパリに住まない方が良い。
要領の悪いお役所業務にどんなに頭にきても、これがフランス式だもんなぁ、と、おバカなフランス行政システムをネタにして笑えるなら住むと良い。
パリ表面だけ見て、妄想のような憧れを抱くのみなら住まない方が良い。


住みたい人は住めばいいし、そうでなければそうしない、それしか無い。

あとは、ローラーブレードとか、サルサとか、ピクニッククラブとか、そんなサークルに入るとか。チームプレー競技は疑問です。

どうでしょう。

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DATE: 2009/06/01(月)   CATEGORY: 食 l'alimentation
タルトは難しくないらしい


友人が作ってくれたタルト。
ラルドン(ベーコンっぽいもの)、なす、チーズ などが具材として入っている。

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