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フランス・ななめ見聞録 & La Prose oblique du Japon
フランス・ななめ見聞録 & La Prose oblique du Japon
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パリとギリシャとエッフェル塔
パリはこの季節としては寒い今日この頃。
南ユーロッパはギリシャの様子がニュースで伝えられているが、酷暑が続いたあげくに山火事が起こっている。アテネから30kmくらいのところだそうで、現在アテネの空気状態は大変汚染されているらしい。木曜に発生、強風にあおられて広がった。ヘリコプターからの消火活動、付近住人は避難。ちなみに酷暑や、何やかんやで12人が亡くなったらしい。ロシアでも異常な暑さが続いているようで、ワタシは、パリは今くらいでいいのになぁ~と思ったりなんかしている。暑いの嫌~・・・。




6月25日のエッフェル塔の様子。この付近に用事は無かったが、メトロに乗っていて、ふとトロカデロまで乗り続けた。この雲はフォトショップで作ったんではありません。
当日は足がすくわれそうなほどの強風。そして夜はとんでもない大雨になった。
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バスの中で! 悪いのどっち
19時くらいだったか、メトロを降りてバスに乗ろうと移動していたら、運良くちょうど乗りたいヤツが来た(本数があまり多くないので。)。ワアアとまぁまぁの人だかり。前の扉から次々と乗り込んでいく・・・と、真ん中の扉から降車客が降り切ったところで、その扉から娘の手をひいたビジネススーツの男がむりやり乗り込もうとした。プシュウウウウ~と閉まるドア。10歳くらいの娘が外に取り残され半パニック。本来、入口は前の扉で、まだまだ乗り込んでいる人はいっぱい。娘は父親の誘導で前から乗ったのだけど、その後!
bus1267.jpg





普通のサラリーマン風父親が逆上してしまって、運転手に「おめぇは病気なんかい!ウチの娘が乗り込んどる途中でドア閉めるアホンダラーがどこにおるんじゃ!おめぇの個人番号(バス運行の)は何ならぁ?ぜってぇ電話しちゃるけぇな!おんどりゃあ~」(※岡山弁(に近い)バージョンで脚色、お伝えしました。正しく書けたかな?)と、かなりの剣幕で怒った。娘の手前、カッコつけようとか、父の威厳を見せちゃう!ってのもあったかね?
運転手は「番号はそこに書いてあるよ。あんたね、入口は前だよ。そういう決まりをナンで無視して出口から乗ろうとすんの?」とうんざりモード。
「ワシらのぅ、30分も待っとったんじゃ!目の前のドアから乗って悪りぃことねぇじゃろうが!小さい娘が乗ろうとしょうるところを閉めるやつがどこの世におるんじゃ?払っとるのはワシらぁじゃ。おめぇは狂っとんのか!電話するけぇ、覚えとけぇよ!」







バスの中全体が「あ~あ、アホらし。早く出発してよ」の雰囲気。やっと走り出したらまた父親が、わざわざ運転席のとこまで行って同じことを繰り返す!
うぉぉ、しつこい!

乗客のマダムが「あなた、そもそも前から乗るのが決まりなのに、しかも娘の手前、規則を守る姿を見せるのが父親の役割じゃないのかしら」と父親に言った。運転手が「マダム!放っておいてください!彼に関わらないで!」と大声を出す。父親は「オレは悪くねぇんだよ!」オーラを放ちまくりながら、同じことをマダムにも叫んだ上、「世代の違いでしょ」。「えっ!有り得ない発言!信じられない」と別のところで非難の会話。

そうしたら別の客が父親に「あなたは間違っていない!」と声をかける!
なっなんで!? 間違っとるじゃろうが・・・!
父親は「ありがとう!正しい感覚を持った人がいらっしゃって、救われます」




ヤダヤダ。


今回の登場人物(完全に妄想です)
■父親(42歳);企業係長。中の上クラスの家庭の主。中肉中背、平均的フランス人。好物はじゃがいものグラタン。
■娘(10歳);小学生。キンダーチョコ好き。泳ぐのが苦手。
■バスの運転手(45歳);中流家庭の主。コレステロール値がやや高い。
■乗客のマダム(72歳);夫婦で快適な年金生活。自宅のインテリアはこだわって選ぶ。


画像は平和な日のバス内。

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DATE: 2007/06/25(月)   CATEGORY: シネマ le cinema
Court metrage! 短編映画の夕べ第四弾
しつこく行っています、短編映画のソワレ。
いつものごとく、クリエイターたちの挨拶に続いて上映。






6月19日
mk2 Quai de Seine
14, Quai de la Seine 75019





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(これは修理屋のパトロン)
■Changement de trottoir
監督;Antonin Peretjatko
2003年
35mm・カラー
13mn30

ジャンノは自動車修理屋の研修生。夏の間も働いている。みんなヴァカンスに行ってしまった。夏は新しい出会いの時でもあるー。


いかにも低予算(余計なお世話)な作り。
細かいことで気になったのは、ダサい友人とカフェにいるシーン。友人がトイレに行っている間に別の友人が車で通りかかり、ダサいのを放ったらかしにしてそっちに行っちゃう。その時、自分のと友人のと、飲み物を全部空っぽにして行くのだけど、ダサいのがトイレから戻ってきたらいきなりコップがナミナミになっているなんていうとこ。そういう重箱の隅的失敗を見つけるのもおもしろいんだけど。
モーツァルト、リスト、そしてフランス・ギャルの音楽なんか使われていた。




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■Ensuite, ils ont vieilli
監督;S. Louis
2004年
35mm・カラー
16mn

老人ホーム。お年寄りたちが散歩したり、休憩室でウトウトしていたり、何か話していたりする、まるで独り言のように。


とても静かで坦々とした、平和な(そしてちょっと眠くなる)ドキュメンタリー風。”話していたりする”のは演出。




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■De sortie
監督;Thomas Salvador
2005年
35mm・カラー
15mn

若い男が出かける準備をしている。夜、帰ってくる。


監督が自ら出演しているワンマンショー。
お香を手に持って部屋の中隅々まで香りが行き渡るようウロウロしたり、本を立てたり寝かせたり、果物を何度も盛りつけ直したり、靴を2足持って鏡の前でどっちにしようか悩んだり、後ろ向きに調味料の瓶をポーンと放り投げて棚に戻したり(天晴れの芸当!!)、細かいギザギザの付いた表紙のノートを爪でリズム良く引っ掻いてノリノリのパーカッションを披露したり、CDをかけて踊り狂ったり・・・。ひとりで、です。




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■Une odeur de geranium
監督;Laurent Achard
1996年
35mm・カラー
30mn

14歳のフランソワーズはベルナールとデートの約束をしている。実は親に隠れて会うため、11歳の弟ジュリアンを連れて学校行事に出かけるふりをしている。


11年前の作品・・・。何の変哲も無い片田舎で繰り広げられる、ハデなドラマは無いストーリー。姉は弟を鬱陶しがっている上に、弟が口を滑らせて母親にバレてしまうためカンカンになる。




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■Des morceaux de ma femme
監督;Frederic Pelle
2000年
35mm・白黒
10mn

妻を亡くした60歳くらいの男。過去を一掃することに決めた。


亡くなった奥さんの手続き書類にサインするのを拒否し、病院をサッサと後にする。ガードマンがずっと追いかけてきて一緒にバスに乗ってしまう。男は奥さんが調達した着衣を全部脱いで窓から捨ててしまって(=過去を白紙にする行為)スッポンポンに(※コメディではない)。




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■Do you Have the Shine ?
監督;Johan Thurfjell
2002年(スウェーデン)
35mm・カラー
5mn

どんなにビデオゲームについて”スピード”でも、頭が良くても、エキスパートであっても、何も変わらない。ただひとつ重要なことは「Do you Have the Shine ?」


ビデオゲームの中に入っているような効果を狙った、なんのこっちゃ?のデジタル映像作品。映画「シャイニング」を参照として、あのホテルの廊下をダニー(だったっけ?)が三輪車(だったっけ?)に乗って走り回る目線でシーンが動いていき、何度も角を曲がったところで”ババ~ン!!!”と双子が!・・・。
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さわりたくなる絵、カマルグの馬がズドドドド
モンマルトルの小さいギャラリー(小さいというか、奥に長いんだけど)の前を通り過ぎようとしてウインドウをチラッと横目で見て、たいして心惹かれたわけではなかったけど情報収集のために入った。

何の期待もしていなかったわりに思いがけずおもしろかった。Daniel DENSBORNという人のエクスポジションを中心に計3名ほどの作品が置いてあった。

DENSBORNはマルセイユの程近く出身のアーティストで、何がどうって、「そこまで盛り上げますか!」っていうほど厚塗りの絵の具、ゴッホなんか比じゃないくらいの厚み。鼻息がかかりそうなほど近寄って見ていたので、ギャラリーのオジサンに真横でぴったりマークされる。






筆を使わずペインティングナイフで「動」を表現するため、完全に混ぜない色の線が厚みを伴って調和、極力シンプルに抑えて、絵のテーマを激しくギュウギュウ手前に押し出す。

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実際モチーフとなっているのはしばしば馬、闘牛士、ジャズミュージシャン、波、といった、動くもの。1枚だけ静物画があり、ギャラリーのオジサンと一緒に「ぜんぜん良くないですね」「そうだろ、良くないだろ」と批判。

好んで描いているカマルグの馬たち。漆喰のように白くコッテリ塗りたくった背景から、正面向きにズドドドド・・・と浮かび上がってくる白馬の様子は成功した演出で、かなり迫力。
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何気なく偶然に置いたようなぼやけた色が、動きをイメージで捉えさせる。
計算されているのに感覚的、多分本物よりドラマチック。


カマルグ(フランス語wikipedia)フランス南部の田園&塩田&湿地帯。
地図をクリックすると大きくなる。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Camargue

アルル観光局サイト(日本語も少しあり)
http://www.tourisme.ville-arles.fr/index.htm




7月15日まで

Galerie ESPACE ARSINOE
3, rue Tholoze 75018
毎日14~19時(月・火曜は予約)
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DATE: 2007/06/24(日)   CATEGORY: 日本語 le japonais
100mドイツの女子選手
チラッと見かけたネタ。ミュンヘンで行われている陸上競技のヨーロッパカップで、100m走ドイツの女子選手の腰に

速   敏
  福


と、タトゥーが入っていた。「速」と「敏」が横に並んでいて、その下に「福」。




コンコルド広場から見たシャンゼリゼ大通り&凱旋門、その彼方にラデファンスの新凱旋門(グランド・アルシュ)
(コンコルド広場から凱旋門までは2kmくらい?)
※文章と画像は何の関係もなし。
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夏至の音楽祭 6月21日パリでは
第26回フランス音楽祭 Fete de la musique。
1982年6月21日に始まり、今では世界に広がりつつあるこの動き、2007年は110か国、340都市が参加。夏至の日に開催されるノンジャンルの音楽イベントで、ニューヨークでもカトマンドゥ(ネパール!)でも、そして日本にも飛び火しているらしいけど、どういうタイミングで開催されるわけでしょうか???
何はともあれ当日は、昼間はたいした動きも確認できず、どんなもんだか?と思っていたら、最終的には大騒ぎになっていた。パリ中を巡るわけにもいかず、野外でやっているものをほんの一部垣間見ただけ。ジャズやクラシック、パリメトロで頻繁に目にする中南米系などは出会わなかった。



サンジェルマンデプレ。晴れだか曇りだか。当日は晴れていたと思う。

サンジェルマンデプレでは教会前に特設会場、広場の反対側には別のバンドが、そのチョイ先にはまた別のバンド。大通りのほうにも小さなステージが作ってあり、てくてく歩けばまた別のバンド・・・そんな具合でどこまで行ってもバンドが現れる。サンジェルマンデプレ界隈はロック~ポップス系の印象。

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サンジェルマンデプレ教会前。引率がついた子どもグループがノリノリ!!子ども向けバンド?単なる子どもアワー?


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ロックです。うたいます。
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そして弾きます



少し場所を移してサンミシェル周辺。普段から観光客でゴチャゴチャなのが、さらに大変な人出。
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歩行者天国じゃないよ。細い通りはとんでもない人出。

この界隈は激しくて、明るいうちから(と言っても22時くらい・・・)叫びまくり、頭振りまくりのデスメタル、スーツファッションで一風変わった”オフィスメタル”?、パンク、ハードコア、細い通りでやや音量を押さえ気味の耳にやさしいソフトメタル??、そして、いつまでも永遠に叩き続けるドラムソロ、ちょっぴりスペイン民謡的?・・・と変わり種も多く、とにかくにぎやか。
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手前左で振り乱れているドレッドヘアが見えるかな??ボーカルはふたりがシャウトしまくり!!轟音!
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みなさんスーツで。でもTシャツやCDも作ってるようだった。
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このドラマーが大注目を浴びており、「イカレちゃってるよ!!」の声がちらちら。ノンストップハイビートなので、乳酸値が上がりそう。


少し離れると、やや年季の入った慣れた感じのオジサンロック・オバチャンボーカルが、ローリングストーンズコピーをやっていたりする。安心して聞ける、とも言う。
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ようやく暗くなって夜らしいと思うのが23時ころ。オデオン辺りはブラス系も大騒ぎで、サッカーで勝利した後(知らないけど)みたいな盛り上がり。すぐそばのカフェではオジサンロック、小道ではお世辞にもうまいとは言えない女子ボーカルの学生バンド?。そして時々、いきなり出没する”青空DJブース”に出くわして、そこはもれなくディスコテックと化している。
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・・・といった具合で、長い夜は更けていった。・・・とはいえ、0時半くらいにはぼつぼつ終了な感じだった。
イベント大好きフランス人。何かにかこつけて騒ぎたいラテン民族、大いに楽しんだのでは?



http://www.fetedelamusique.culture.fr/index_flash.php

日本での開催
http://www.fetedelamusique.culture.fr/programme_international.php
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パリ~世界の映像チャンネル
ギャラリー13 SEVIGNE(トレーズ・セヴィニエ)で「アートチャンネル ”テレビはアートだ!”」のヴェルニサージュ(オープニングパーティ)があった。サテライトTVプログラムの「art channel アートチャンネル」から、110組のアーティストの映像作品200点がスクリーンやパソコンやTVで展示上映されている。


正面奥と左手奥に事務所スペースがあり、正面左にスクリーンの部屋が設けてある。

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大小、合計7画面ほどで楽しめるようになっている。

サテライトが対応しているのは今のところヨーロッパ圏内で、今後世界に広がる予定なんだそう。

サイト(英仏)
http://www.artchannel.info


この「チャンネル」をオーガナイズしているAtanaskovicさんなどと話してみたら、元々、彫刻やデザインなどをやっているというアーティストたちだった。話している最中に誰かが近寄ってきて何やらわからない言語が飛び交ったので、スペイン語かなぁと思ったらスラブ系言語だった。名前からも一目なんですが。

参加するにはDVD-Rに作品をコピーして用紙に記入(サイトからワードデータのformulaire d’applicationをダウンロード)、Atanaskovicさんに郵送するだけ!
ART CHANNEL
Attn: Atanaskovic
27, rue de l'Ancienne Mairie
92100 Boulogne Billancourt France



動画フィルムに限っているわけではなく、媒体は何だってOKなんだそう。絵画でも彫刻でもデザイン画でも「君も何か送りなさい!」とかいった具合で幅広く”アート”を募っている。ただし何でもかんでも載っけてもらえるわけではなく、上記のスラブ系Atanaskovic編集長が審査するそうなので御了承ください。

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なお、前のエクスポジションで展示されていたGilles CENAZANDOTTIの、何だかとてつもない彫刻作品が引き続き吊るされている(ひとつめの画像)。発泡スチロール素材のクジラというか潜水艦というか・・・。
実はこの時のエクスポジションは3月17日から4月28日までだったのに、その後立ち寄ったらそれを過ぎてなお展示されていたので、いつまで残しておくのか聞いたら「ハッキリいつとは決まっていないけど次の展示会が始まるまで」と言っていたけど、ひょっとして好評だったためか、そのまま残り続けているようだ(それか買い手がつかず、作者のアトリエもぱんぱんだとか)。
何にせよ結構なインパクトがあって、ここの空間にもなかなか良いと思う。ただし長身の方はズリズリと頭が擦っていたので、アタンシオン!!



エクスポジション;6月14日 ~23日

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この奥がギャラリー
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これは1月の画像。中庭にオレンジ色の実が鈴なりだった。


13 SEVIGNE
13, rue de Sevigne 75004
火~土曜 11h~19h
http://www.13sevigne.com
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DATE: 2007/06/20(水)   CATEGORY: 美術館 le musee
ヨーロッパ写真館 その2
Bruno Mouron とPascal Rostain ふたりのパパラッチが行った行為を展示した「Trash」は、ニュース番組の中のエクスポジション紹介でも放送されて話題になっていた企画。これはアメリカのスターたちのゴミ箱から出てきた物を並べて記録したもの。「出てきた」なんて、勝手に出てきたようだけど、ゴミ捨て場から拾ってきてごそごそやったもの。日刊ル・モンド紙のとある記事 ー社会学のセンセイが、消費の傾向と社会の特質を把握するためにゴミ箱を分析した社説ー からインスピレーションを受けている。

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ファーストフードを食べていた当時のマドンナ邸ゴミ


レーガン元大統領、マドンナ、ジャック・ニコルソン、アーノルド・シュワルツネッガー、ジョン・トラボルタ、ハル・ベリー、トム・ハンクス・・・などなど、顔ぶれも豪華。ついつい自分もミーハー気分で、何食べてんだ?とか、何買ってんだ?とか、封筒の宛名の住所を見たり、手紙を読んだりしてみる。
ゴミの中身は、ミネラルウォーターのペットボトル、冷凍食品の空箱、ブランド品のパッケージ、雑誌、領収書、招待状、ファンレター、プライベートレター、シュレッダーにかけられた書類、パンツ・・・・などなど生活を丸裸にするもんがワンサカ出てくる。どうしてこんなものに社会学とか分類学などというそれらしい言葉をくっつけなきゃいけないのかな。訴えられたりはしなかったのかな。

***

パパラッチ的ゴミ写真は、その行為に「ごくろうさん」と思うだけのことなのでそれはさておき、他の同時企画でよかったのは、アメリカ人フォトグラファーRichard Kalvar(1944~)、マグナムフォトのメンバー。ヨーロッパでは初の大きな展示会だったようで、アメリカ、ヨーロッパ、日本で撮られた90枚のモノクロ写真が並べられた。伝統的な”フォトジャーナリスム”をゆくイメージではなく、むしろ”アンチ・フォトジャーナリスム”とも言える、超個人的視点が漂う。世の中のナンセンスに、ユーモアとアイロニーを込め、何でもない風景をも笑えるものに変化させる。「普通のことが、なにやら謎めいて見えてくる。。」

今回のセレクションは「いつ撮った」「どこで撮った」そんな事柄は重要ポイントでなく、懐古趣味に走るわけでもなし、年代記を綴ったわけでもなかった。そういった曖昧さの靄の中でワタシたちはドンヨリして答えを探そうなどとするわけだが、イマジネーションのみが画面を読み解く鍵ということだそうだ。

デジカメ含めてカメラ及び発表媒体が進化しすぎた昨今、社会の目も肥えたからシロウト写真を見ても残念ながらあまりおもしろくなくて(あまりにナゲヤリな書き方なので注釈ですが、プロアマの境目もわからないくらいスゴい写真が、アマの中にもごろごろあることは認めています。ワタシ個人的には学生時代に写真系授業や現像なんかも勉強したけど、もちろんアマです。)、よりいっそうプロらしさを感じた視点だった。「ププッ!」と思える写真って、やはり”プロワザ”なんだな~と再確認。

Richard Kalvar
http://www.magnumphotos.co.jp/ws_photographer/kar/
マグナムフォト東京
http://www.magnumphotos.co.jp/index.html

このブログ内、マグナムフォト関連
http://rimaik.blog93.fc2.com/blog-entry-110.html



(その他にはCatherine Ikam とLouis Fleri の”参加型”エクスポジション、メガネをかけて立体映像を見たり、CG映像と対峙したりして遊べる企画、など。)

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※ヨーロッパ写真館、終了レポート(6月3日まで)
(ふ~追いつかないよ~)

前回の「ヨーロッパ写真館」レポート
http://rimaik.blog93.fc2.com/blog-entry-13.html



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小さな庭園


ヨーロッパ写真館
MAISON EUROPEENNE DE LA PHOTOGRAPHIE
5/7 rue de Fourcy 75004
01 44 78 75 00
月・火曜日と祝日休館
11h~19h45
一般6ユーロ(水曜日の17h以降は入場無料)
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DATE: 2007/06/19(火)   CATEGORY: 日本語 le japonais
キッチン! 人類皆「兄弟」
やまいだれ+寺の話に続いて、へんな日本語ワースト2は、昔、確かニューヨークで見かけたもの。
それは道行く人の腕に掘ってあったタトゥーで、なんと

台所


なぜ・・・。
まさか「キッチン」だとは知らずに掘っているんだろうな~、知ってて掘っていたら大変。料理人だったのか・・・?


「愛」とか「兄弟」(兄弟も随分イケてないけど・・・)、十二支で自分の生まれ年を「兎」「牛(丑?)」とか、般若心経の一部を腕に、とか(耳無し坊一じゃあるまいに)、とにかく漢字をタトゥーで掘るのはよくある話で、タトゥーショップにはたいていいくつかストックモデルが置いてある。ほとんど「天国」「悪」「悪魔」「愛」「神」「髑髏」など、英語や仏語からの訳として、エグイ単語が並んでいる。
最近ではさすがに意味もちゃんと把握していると思うので、それと見た感じのグラフィックイメージで決めるんだろうな。
キョトンとしてしまうほどザンネンな漢字を掘っている人を見かけると切ない。一方、心の中ではげらげら笑っているのさ! これからも楽しませてほしい。



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そして参考画像は墓地です~。ペールラシェーズ墓地。


エディット・ピアフの墓。
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パリ・アニエス b.のギャラリーで
アニエス b.の活動はいちいち書くまでもなく(というか、それほど詳しくない。)、服飾関係に留まることなく、むしろアート全体に影響する存在になってきてるように思える。ちょっとデカく言い過ぎだとしても、映画(最近の話では、カンヌ映画祭でグランプリ(審査員特別大賞)を受賞した「殯の森」(河瀬直美)への協力が記憶に新しい。)や音楽やアートへの協力体制がハンパ無い感じがして、それがますます大きくなっているようだ。どっちみちアニエス b.の服なんてもう着ないだろうし(いいなと思ったら恐るべし値段だし・・・)、こういう形の世の中への還元はいいことだなぁと思う。

アニエス b.・アート情報ページ
http://www.agnesb.com/front/europe_fr.jsp


パリ・アニエス b.のギャラリーの話は以前、デヴィッド・リンチの新作映画の件で書いたけど(http://rimaik.blog93.fc2.com/blog-entry-77.html)、通りに面していない奥の方にあるスペースが見どころ。通りに面しているのはほんの一部分のスペースと、ショップになっている。

そして今回はアメリカを代表するストリート・アーティストふたりの対決ということで、オベイ・ジャイアント(別名;Shepard Fairey シェパード・フェアリー)と、WK・インターアクト、ふたりのエクスポジションが開催されている。
視覚に強く訴えかけるポップでグラフィックな「図柄」が、そのサイズのデカさも手伝って、強烈な印象とパワーを放っている。”対決型”の証は、各々の作品の中に相手の名前が描かれているところから垣間見えるのもトリハダもの。奥の部屋の、壁全てを覆いつくす大判サイズは何とも圧巻。

エクスポジションHP http://www.obeyvswk-agnesb.com



なお、この企画はトーキョーワンダーサイトでも3月から4月にかけて行われたエクスポジション。

トーキョーワンダーサイトHP
http://www.tokyo-ws.org/
http://www.tokyo-ws.org/shibuya/index_070323.html








6月末まで開催
「THE EAST / WEST PROPAGANDA PROJECT 東西プロパガンダ・プロジェクト」
OBEY GIANT vs WK INTERACT
オベイ・ジャイアント(シェパード・フェアリー) vs WK・インターアクト

Galerie du jour
44, rue Quincampoix 75004
http://www.galeriedujour.com
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DATE: 2007/06/17(日)   CATEGORY: 日本語 le japonais
それは「ぢ」!・・・in Paris
ある日。
前から走ってくる少年(12~13歳くらいかな)のTシャツに、デカデカと漢字がプリントされていた。またまた、アジア流行りで、意味もわからずそんなモン着て~とか思いながら、何が書いてあるのかなとジ~ッと見た。

やまいだれ

そして




・・・痔!!!


もうめちゃくちゃ。
あっという間に走り去っていった少年を取っ捕まえて、写真撮らせてもらえばよかったかな(「そのTシャツ、止めな!」と忠告するためじゃないのネ・・・)・・・。・・・。

なので、写真はナシ!
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フランス語で「バ!!」
「あっ」「う~んと」「えぇと」のような間投詞として頻繁に使われる「bah」。
発音は「」。

質問への返答の際に、第一声に出てくることが多く、「バ!」と短かったり、「バ~~~・・」と長かったりする。ひとつの会話の中で、あまりにたくさん使われると結構耳障り。

ところが! 自分がフランス語でしゃべっていると、文頭にちょっと入ったりしてしまうんである。雰囲気としては「なにぃっ!?」とか「それってどうよ?」とか「そんなことおっしゃられても・・・」などの、反発の気分や懐疑心、少々困惑などを込めた返答の場合に、ちょろっと出てくる気がする。ワタシはネガティブを表現するために使っているみたいだね。
フランス語のメロディーの中には合う音、なのだろーか・・・。



ところで、日本語をほんの少し話します~、というフランス人が日本語で「ええと」を頻発させると、文章の他の部分はたどたどしいのに「ええと」だけクッキリハッキリ浮かんできて、すごく奇妙で居心地悪い。日本人が言うのを真似しているうちにクセになったんだろうなぁ。


Sorbonne
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パリ・壁アート
「Pochoirs(ぽしょわーる)」というのはステンシル画法、型紙を使った画法のことで、日本のトラディショナルな着物制作の型紙についてもこの言葉を使う(はず。1月にケ・ブランリー美術館に行った時に、日本代表の作品として着物の型紙が”Pochoirs”として展示されていた。はず。ケ・ブランリー美術館 http://www.quaibranly.fr/index.php?id=accueil

・・・というわけで、人物、ポートレートをPochoirsで描くアーティスト、JEF AEROSOL ジェフ・アエロゾル個展最終日のクロージング・ソワレ(カタログ販売のサイン会も兼)に行ってきた。


1980年代からフランス国内、ヴェニス、ロンドン、シカゴなどの街の壁に作品を残し、住民や写真家たちを楽しませてきた。壁に描かれ、静かに街を見守る人物たちはフランスや世界各国のアイドルやイコンであったり、また誰でもない誰かであったりする。残念なことには、これらの壁画は「消されていなければ残っている」という程度の話で、全く”保存されていく”という傾向のものではない。2007年3月に発表された写真集で確認できる。
もちろんキャンバスに残している作品もあるわけで、その作品展がこの度開催されていたわけ(そして終了。)

この人の作品は、繊細でなかなか手間のかかる作業によって実現される。とても視覚的でポップ。ミック・ジャガーやデビッド・ボウイ、アンディ・ウォーホルなどをモチーフにしたものはさらに、ポップ度が増していると言ってよろしいでしょうー。
絵の中に必ず現れる小さな赤い矢印がポイント。ミュージシャン、画家、映画人、文豪、政治運動家などなど、モデルとなった人物たちへの愛と感謝の念を表している。

今回の個展には20cm角から100cm角までの、大小50点ほどの作品が展示された。ゲンズブール、ピアフ、カート・コベイン(ニルヴァーナ)、ジャメル(フランスのコメディアン)、ガンジー・・・などなど、有名人がズラリ並んだ。



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メトロ・Maubert mutualiteあたりに残る作品。サインと赤い矢印がちゃんとある。


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サインをする本人は、こんなオジサンです。とても几帳面にスタンプをいくつか押して、インクが移らないように白い紙をはさんで・・・。でも落ち着かない性格なのか、常にウロウロ動き回っていた。ワタシは何もお買い上げしなかったのでサインは頼まなかった。
フランス北部・リールの人で、この日はソワレのために車で上パリ。


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ミニライブも行われた。



JEF AEROSOL - POCHOIRS
ジェフ・アエロゾル「POCHOIRS」

(個展は6月2日までで終了)

Galerie Anne Vignial
53, rue Charlot 75003
11h~19h30 無休
もよりメトロ; Republique、Temple、Filles du Calvaire
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DATE: 2007/06/12(火)   CATEGORY: せいかつ la vie
ベイベー!! ~赤ちゃん吊り~
ウチは中庭(庭とは言えない。中央空間?)に面している。ある日パッと下を見たら、普段ほとんど開いていない窓が開いていて、赤ちゃんが吊る下がっていた。





ハンガーにズボン吊り付きパンツが引っ掛けてあって、そこに赤ちゃんをズボッと入れて、大きなマジックテープで固定する感じ。しばらく後で、バリバリ!とテープをはがすらしき音が聞こえたので、多分そう思う。
便利グッズ?よく使われるのか?日本にもこんな「ぶら下げ」、あるのかな。


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自分でくりくりバタバタ回っている。よく動いている。


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DATE: 2007/06/11(月)   CATEGORY: 美術館 le musee
消化不良のポンピドゥ・センター、Airs de Paris
楽しみにしていたポンピドゥ・センターのエクスポジションだったのだが、どうにも消化不良を起こしてお腹がゴロゴロいってしまった(本当に下したんじゃないよ)。実際行ったのは5月中旬くらい。




そもそも少し疲れ気味だったところにこういった大きなエクスポジションに行ったのが間違いで、ドッッッと疲れが増しただけだった。現代芸術を見る際に、例えばクラシックでアカデミ~な絵画や彫刻を見るのとは違った姿勢で挑むため、余分にパワーを使うことは解っているんだが・・・。造形作品としておもしろいとか驚くとか感心するものはもちろんあったけれども、ひとつひとつの作品として見れば良いということがイコール、エクスポジション全体としての成功ではないので、それが疲れを感じた点。なまいき言って、ポンピに挑戦状を叩き付けているわけではない(ブルブル)。大きな美術館やギャラリーのエクスポジションで時に出くわしてしまう「がむしゃらに集めました!!」的バラバラ感ではなく、この空間がまとまってどこへ繋がっていくのかがわからなかった。もう一回行った方がいいような気がする。


ポンピドゥ・センター30周年記念とも言うべきこのエクスポジションには、59組のアーティストと、17組の都市計画デザイナー、プロダクトデザイナー、建築家などが参加。もはや元のカタチからは遠心してしまった、変化し続ける”パリ”という都市と生活を、パリで生まれたり、暮らしたり、働いたり、何らかで関係した彼らの感覚で表現した作品が並ぶ。

「Airs de Paris=パリの空気」とされたタイトルは、マルセル・デュシャンのレディ・メイド作品”Air de Paris”(1919年)からのインスピレーションで、ポンピドゥの所蔵作品。
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この作品は、1977年にポンピドゥ開館記念展として開催された「デュシャン大回顧展」でも重要な位置にあったシンボル的オブジェ。


部分部分と全体をひとつに融合させる意味での「トランスローカル」という背景をもつパリが、コンテキストとして選ばれた。政治、社会、芸術界の進化発展が暗礁に乗り上げると、アイデンティティへの固着はますます強まる。そんな中で、アーティストたちは、かつてないほどグローバル化の波に乗っかっている。パリ、ベルリン、上海、ロスといった今日の都市は、情報交換やマルチネットワークシステムの大きなムーヴメントの中で、クリエイションの中心、となっている。



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車ですねぇ

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・・・って、普通でない。ひとり乗りです。これも寄り目でイヤな顔だ。


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この色付き窓の向こうは、実際のパリの街が見えている。


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とても”スペース”な雰囲気ただよう、デザイン(科学、インダストリアル、建築系)のブース。これは船デス。


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この黒い画面は世界地図のようになっていて、スイッチを入れるとワーッと点灯したりする。


以下、つまらない作品をほんの少しだけ紹介。トータル80作品近いので、もっとしょーもないもんがいっぱいあるけど、しょーもなさにレベルは無いのでランダムに。

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何のことやら。

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何なのでしょう。

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かまくらかね。人が入れそうな、大きな作品。



開催;4月25日~8月15日

ポンピドゥ・センタートップ
http://www.cnac-gp.fr/Pompidou/Accueil.nsf/tunnel?OpenForm 
http://www.centrepompidou.fr/home30ans/index.html
から入って「Airs de Paris」のページへ。「BANDE-ANNONCE」から、本展のアノンスが見られる。



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イマイチな雲が頭の中にドンヨリ漂ったので、消化のエスプレッソのつもりで国立近代美術館の方へ移動。ピカソの、キュビスムでもメタモルフォーズでもない、普通の絵画が見たくなり、探す。何となく安心しつつ、この一枚のみ思いっきり見る。

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Arlequin(アルルカン、アルレッキーノ) 油彩・1923年
/Pablo Picasso パブロ・ピカソ(1881~1973)

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どアップ

「arlequin」はイタリア古典喜劇の、菱形模様の服を着た道化役者で、この単語には”菱形模様”という意味もある。それでもってピカソは格子模様のように色乗せしていて、”菱形模様”にもなってる。特に意図したわけではないんだろうけど。
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DATE: 2007/06/10(日)   CATEGORY: 街 la ville
プラネット・スシ看板で、箸の持ち方が!
パリ・プラネット・スシ。
レストランで、カフェで、バーで、ラウンジだそう。
新規オープンか改装中か、何だかわからないけど大きな囲い。カップを箸でつまむという、最悪なアイデアのこの看板写真の意味が全くわからなく、それに加えて箸の持ち方もちょっと良くないのでは。こんなデカイもん挟むから当然おかしくもなるだろうけど、下手クソです。
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急な大雨で通りの反対側に避難しているところ。道が濡れて画像が映っています。風も強い。



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ところでこのブログサービスの「拍手」は何だかよくわからない機能だったので撤廃。コメントは今まで通りコメントから、表示or非表示で送って頂ければ良いではないか、という気持ち。どうぞ夜露死苦。
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DATE: 2007/06/09(土)   CATEGORY: 街 la ville
シャンゼリゼでランセル、バッグのバッグ
ある日シャンゼリゼ大通り、凱旋門に近い方を歩いていたら、パッと店から出てきたふたり連れが抱える紙袋のでかいこと!!!



いちいち紙袋なんかに入れないで、中身(どうせバッグなんだろうから)を持てばいいじゃん!と思ったり。
真っ赤でとても目立って、大注目を浴びていた。当の本人たちも、アホみたいな大きさに我ながらウケている、という様子だった。



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これはクリスマス頃のショーウィンドウの様子(オペラの店舗)。実は一度も入ったことが無いんだけど。
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DATE: 2007/06/08(金)   CATEGORY: 街 la ville
とてもイヤな顔のバイク
駐車に一苦労のパリではバイク率も結構高い。


前輪がふたつあるバイク。
正面向きは異星人的顔つきで、何かイヤ。
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DATE: 2007/06/07(木)   CATEGORY: アート l'art
フランス語・少しイラッとする日本語訳
パリ・リュクサンブール公園の柵に時々出現する「柵上エクスポジション」。
今回は「SOS SAHEL(SOS サハラ砂漠)」の運動に関連したもの。
キャリア30年のフォトグラファー・Roberto Neumillerの「SAHEL L'Homme face au Desert(サハラ ~砂漠に対峙するヒト~)」というエクスポジション。70枚ほどの写真が並んでいる。



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解説も。


写真にはコメントが付けてあり、フランス語、英語、そして日本語が。

日本人観光客・滞在者が多いと思っての配慮?? それは何とも粋な計らいだなぁ~など思いながら見ていたら、ちょっと引っかかるその日本語。

日本語を勉強した外国の方が訳したか、まさかヤフー自動変換ではないだろうけど、語尾が統一されていなく、意訳で良いとしても公の場所に出すにはいいかげんな言い回しと、根本的におかしい箇所がワンサカあって気になる。
欲を言えば、日本人がまずわからないだろう固有名詞にカッコ付きで注釈があってもいいのではないかという印象も受けるあたり、「とにかくひらがなにしました!」な、強引さが見える。町の名前なんかはいいとして、例えば宗教的階級の名称なんてわかるわけないじゃん・・・。

この写真展のプレゼンター、リュクサンブールのセナ(le Senat=上院)に対して、ナニが基本的にムッとくるかというと、フランス(特にパリ)に、どんだけ日本人がいると思ってるんかぃという話(ワタシは知らないよ。驚くほどいっぱいいる。)で、日本大使館にでも日本人会にでも連絡して、真っ当な訳を付ける手配をしなさいよということ。それでなくても”アジア風”の流行りで、間違った日本語がはびこりまくって大笑いなのに・・・。もちろん日本にて、間違った英語やフランス語の表記もこっぱずかしいんだけど。

美術館やギャラリーでなく、青空エクスポジションにするなんてとても良いではないかと思う分、ちょっと残念。もちろん、そんなひねくれたことじゃなく、写真を見ろ、現実を見ろっちゅう話です。


2007年7月1日まで


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文字のみの紹介。クリックすると少しは大きく見えます。
ヘラクレスの12の難行(ギリシャ神話)に絡めているということ?
ニジェール(外務省HP)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/niger/




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文字のみの紹介。

ブルキナ・ファソ大使館サイト
フォフォ!」って何!?
http://www.embassy-avenue.jp/burkina/index-j.html




気に入った写真。
「ヌアクショット(モーリタニアの首都)を一歩出るとそこはもう、吹きつける風のみが存在する砂漠世界。ヒトは、生きていくために、日々砂漠に挑み続けている」
モーリタニア共和国大使館サイト
http://www.amba-mauritania.jp/index.html
国家も聞けます! とてもアラビアンな音階。
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ローラン・ガロス、パリ現地より、ためにならない感想
カンヌ映画祭、モナコGP(F1)の後は、テニスのローラン・ガロス。テレビのニュースでも毎日結果を伝える。「ローラン・ガロスへの道」みたいなバカバカしいコメディタッチの番組を見ていると、テニスコート裏(控え室)にも潜入して選手に絡んでいるのでおもしろい。そして、スタァが結構見に行っているようで。いちいち名前がわからないんだけど、フランスの歌手や俳優なんかが。テニスも人気スポーツなんだなぁー。
知人の料理人(本業はポリスなんだけど)が、会期中、ローラン・ガロスのレストランで研修するなんて言っていた。相当な人出があるらしい。






ワタシはテニスに詳しくはないくせに、これまたナナメのチラ見なので、アメリ、アメリって、誰なんだろうなんて思っていたらモレスモだった、程度(Amelie Mauresmo)。モレスモはとても期待されているけどどうなのでしょう。
それにしても、プレイヤーの、Patience(パシアンス)とか、Monfils(モンフィス)という名前が気になる。Patienceは「忍耐」、Monfilsは「私の息子」という意味ですが。


ところで1983年の勝者、Yannick Noah ヤニック・ノアは、環境に訴える歌なんかうたっちゃっています「aux arbres citoyens」。ヒットしてます。
ヤニック・ノアサイト・・・。曲も流れる。
http://www.yannicknoah.com/


ローラン・ガロス公式サイト
http://www.rolandgarros.com/
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ミス・ユニヴァース、ミス・フランス
昨日の話題、ケンゾーパルファムのモデルは台湾だったとして、日本女性の世界的快挙があったではないか~。フランスのニュースでもちらっと流れた。

(Miss Universe 2007 についての記事、ヤフーか何かの抜粋。
;2007年ミス・ユニバース世界大会が28日、メキシコ市で行われ、日本代表のバレエダンサー、森理世(りよ)さん(20)(静岡市出身)が優勝した。
 日本代表が優勝したのは、1959年の児島明子さん以来、48年ぶり2人目。昨年の大会では、知花くららさんが2位に選ばれている。
 「ミス・ユニバース・ジャパン事務局」によると、森さんは、4歳からダンスを始め、バレエを学ぶため高校からカナダに留学。ブロードウェーの舞台を目指し、米ニューヨークでもレッスンを受けていた。帰国後はダンススクールでインストラクターを務めている。)


参考;
ミス・ユニヴァース http://www.missuniverse.com/
ミス・ユニヴァース・ジャパン http://www.missuniversejapan.com/
ミス・フランス http://missfrance.tf1.fr/



ところでフランスで「ミス・フランス」になろうと思ったら
Pour devenir Miss France, il faut:
■ etre francaise フランス人である
■ etre une femme agee entre 18 et 26 ans  18歳から26歳までの女性である
■ mesurer, au minimum, 1 m 70 身長=最低1 m 70
■ etre celibataire et sans enfant 独身・子ども無し
■ posseder un casier judiciaire vierge 前科無し

という条件を満たしていなければならないそう。



マレ地区
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DATE: 2007/06/03(日)   CATEGORY: メトロ le metro
KENZOパリのアジア美
地下鉄コンコルド駅ホーム(1番線)は、現在KENZO一色ですばらしい。コッチ方面もアッチ方面も、香水の広告になっている。





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ひなげしの花だらけバージョンと、

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ブラックのバージョンにはボヤッとモデルの顔がうつっている。このモデルは台湾の人だったかな。ホームの電灯の反射が邪魔。


KENZO
http://www.kenzo.com/
KENZO PARFUMS
http://www.kenzoparfums.com/FR/home/kenzo-parfums.html
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DATE: 2007/06/02(土)   CATEGORY: シネマ le cinema
Court metrage!短編映画の夕べ第三弾
短編のソワレというか、numerique(デジタルの)と名付けられているソワレ。今回のカンヌ映画祭でグランプリ(審査員特別大賞)を受賞した「殯の森」の監督・河瀬直美の「垂乳女」を含む3本の短編。

5月29日
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128/162, av de France 75013


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■J'aime
監督;Yvon Marciano
2006年・video Beta SP・カラー作品・31mn


監督の自伝的作品といえる、身分証明書のような作品。イメージミュージアム。「私の好きなもの、こだわり」を並べまくり、説明的語りが入る。

「カトリーヌ・ドヌーヴが好き。何十年も前に彼女の住所を突き止めた。ある日その建物から出て行く女性の後ろ姿を見つけ、追いかけたがタクシーに乗り込む足しか見えなかった。カトリーヌだと確信した。後年、その住所にカトリーヌは一度も住んだことがないと知った。・・・」
「美しい紙が好き」「赤が好き」「マリー・トランティニャンが好き」「ベケットが好き」「音楽が好き」・・・と、延々続き、いちいちとってもマニアックな映像とエピソードをくっつけている。マリー・トランティニャンが映画の中で、皿にのったピザかタルトか何かを、チョイと動かして皿の真ん中に動かすシーン数秒を5回くらい繰り返したり、ジョン・マルコヴィッチが階段の下で3段上に片足をまっすぐ乗せて、コンパスポーズになっているシーンに感嘆したり。

とにかく30分にみっちり詰まっている資料映像だけで、すでにあっぱれ。



■Vivre avec meme si c'est dur
監督;Pauline Pinson、Magali Lehuche、Marion Puech
2004年・video Beta SP・カラー作品・8mn


手描き風なザックリおとぼけアニメーション、何かの番組のパロディだそうだけど?? 約10個のエピソードで、おもしろバカバカしいコンプレックスを抱える動物たちを描いている。
ヘンテコなチェック柄で、通常の高級ブランドバッグの候補たちから陰口たたかれるワニ、脇の下におしりがある犬、など。「辛くとも、それと共に生きる!」



■垂乳女 Tarachime
監督;Naomi Kawase
2006年・video Beta SP・カラー作品・43mn・日仏合作


アルテ(仏独TVチャンネル)協力のドキュメンタリー「垂乳女(たらちめ)」。監督自らの出産記録、祖母との関係をカワセ流映像美で綴った。

ロカルノ国際映画祭 審査員特別賞受賞
台湾ドキュメンタリー映画祭 Merit Prize
コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭 New Vison Award

河瀬直美HP
http://www3.kcn.ne.jp/~kumie/
殯(もがり)の森HP
http://www.mogarinomori.com/index.html
Cannes HP
http://www.festival-cannes.fr/fr/archives/film/4434919



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上映終了して外は夕暮れ・・・って、22時すぎてます。
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ジャポンは清潔!! ~フランスからの目線~
とある夜中にTVザッピングしてたら「放送大学」みたいなのをやっていた。解説の女性がひたすら淡々と話していて、インタビュー映像や、絵解きで説明が入ったりする。なぜこんな番組で留まったかというと「日本ではどうのこうの・・・」と言っていたから。日本社会(とりわけ会社、企業)で、どのように秩序が保たれているか、という話で、「Les 5 S(五つの”S”)」を紹介、それは・・・
整理

整頓

清掃

清潔


というセットの頭文字”S”。

それぞれについて、なぜ整理が必要か?整理しなかったらどうなるか、またそのデメリットは?整理したらどういった利点があるか? ・・・というように細々と説明していく。
そしてこの「五つの”S”」を実践している企業や工場(フランスの!)をインタビューして、「”あれはどこに片付けた!?”とか、ゴミが溜まってイライラすることも無くなり、無駄な動きが省けるようになった。効率が良くなり、仕事がはかどるようになった」とすこぶる良い反応。そりゃいいことだ、と思いながらも、そんなメソッド日本では聞いたことないし、自分が働いていた会社、どれをとってもモノがあふれかえって、躾(ディレクターの!)ができていなかったのでは・・・。まぁ制作の現場なんてそんなもんで、年末の大掃除のやりがいがあるってもんで。

”フランスが日本に対して抱く印象”を感じた番組。日本にちょっとでも行ったことのある外国人がみんな口を揃えて「日本は清潔!サービスが最高!人間が静か(暴れたりブッ壊したりしない)!社会が秩序立っている!」・・・などと第一印象を語るのを思い出したりした。時々「日本は過度の潔癖」とも言われてしまうけど、ワタシは”フン!悪いことないじゃん!”と思っている。




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フランスの企業ビルは、円形闘技場形が好きなのか?


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