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フランス・ななめ見聞録 & La Prose oblique du Japon
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久々オープニングパーティGalerie 13、写真エクスポ
久しぶりにギャラリーのヴェルニサージュに行ってきた。
仕事にも追われるし、気分的余裕が無く、実際時間もとれず、情報を得る気もなかなか起こらないまま、しばらく生きていた。ナント、ヴェルニサージュ当日(0時過ぎたから翌日だけど)のUP!もう疲れたぞ・・・。




Galerie 13の、パリ1区のギャラリーは、このお金持ち地区のおかげで、作品がよく売れるんだそう。マレ地区より全然、その差は明らかで、ピュッと売れるんだそう。やはりシックなとこにはシックな人(金持ち、とも言いたい)が集まるのかなぁ。金が金を呼ぶ、とは、そう思うこともよくあるけど。



0122g13giu6449.jpg この作品2枚と、地階

ジュリアは祖父母からイタリアの血を引く、1985年生まれの若きパリジェンヌ。母国語はフランス&イタリア語。映像に興味を持つ「カメラマン」で、映画製作や雑誌の撮影などに携わったりして、今回のエクスポジションでは自分ワールドの発表となった。自分の世界を撮るのと、雑誌の撮影仕事なんか、全然違うでしょ?と聞くと「ある程度は自分の世界観を尊重してくれるもんよ!まぁ場合によるけどね。依頼による撮影で、本当にイメージが決定している場合とかね」。

パリを拠点に、ロンドンへ行ったりニューヨークへ行ったりと、飛び回る、動くの好き!な人生を謳歌しているところ。それで英語のタイトルが多いの?「う~ん・・・あんまり意識してなかったな・・・。少し現実でない感じを出したいのかも。母国語じゃないからね」
ワタシも英語は遠のいて久しいので、雰囲気を出すにはいいかな、という気持ちがわかるかも。

夢うつつなリアリティに欠ける遊園地の、ノスタルジィ~な夜景が今回多く、必ずしもノスタルジーを狙っているわけではないんだけど、やはり子どもの頃を思い出すような思考で、勝手にそんな気分になる、というマジックでしょか。。人が時々写り込んでいるけど、なんとなく静かな空気感で、”動”が無い。ジュリアの意図はどうだか、色はポップポップ!だけど、賑やかしい楽しい遊園地のスナップショットではない。

ちなみに、画像処理(色加工)は、無し。
オリジナルカラーがまんま現れているそう。


子どもの頃に戻りたい・・・とは思わないが、エクスポジションタイトルにもある通り「ろーらーこーすたーらぶ」は、子どもにもおとなにも言えたことなのかな。別に「豪速急のジェットコースター大好き!(ワタシ)」とか、そういう問題ではなくてー。


なお、ジュリアはちょっとエロディ・ブーシェ(仏人女優)に似た感じの、もっとイタリアン!な味を加えた顔立ち。背はワタシとはるくらい小柄。



Giulia GIU「RollerCoasterLove」

エクスポジション:2009年1月23日~2月21日
ヴェルニサージュ:2009年1月22日


0122g13giu6445.jpg

Galerie 13
36, rue du Mont Thabor 75001 Paris


このブログ内、以前の記事(ギャラリー13 SEVIGNE)
http://rimaik.blog93.fc2.com/blog-entry-152.html


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さわりたくなる絵、カマルグの馬がズドドドド
モンマルトルの小さいギャラリー(小さいというか、奥に長いんだけど)の前を通り過ぎようとしてウインドウをチラッと横目で見て、たいして心惹かれたわけではなかったけど情報収集のために入った。

何の期待もしていなかったわりに思いがけずおもしろかった。Daniel DENSBORNという人のエクスポジションを中心に計3名ほどの作品が置いてあった。

DENSBORNはマルセイユの程近く出身のアーティストで、何がどうって、「そこまで盛り上げますか!」っていうほど厚塗りの絵の具、ゴッホなんか比じゃないくらいの厚み。鼻息がかかりそうなほど近寄って見ていたので、ギャラリーのオジサンに真横でぴったりマークされる。






筆を使わずペインティングナイフで「動」を表現するため、完全に混ぜない色の線が厚みを伴って調和、極力シンプルに抑えて、絵のテーマを激しくギュウギュウ手前に押し出す。

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実際モチーフとなっているのはしばしば馬、闘牛士、ジャズミュージシャン、波、といった、動くもの。1枚だけ静物画があり、ギャラリーのオジサンと一緒に「ぜんぜん良くないですね」「そうだろ、良くないだろ」と批判。

好んで描いているカマルグの馬たち。漆喰のように白くコッテリ塗りたくった背景から、正面向きにズドドドド・・・と浮かび上がってくる白馬の様子は成功した演出で、かなり迫力。
densborn2.jpg

densborn3.jpg



何気なく偶然に置いたようなぼやけた色が、動きをイメージで捉えさせる。
計算されているのに感覚的、多分本物よりドラマチック。


カマルグ(フランス語wikipedia)フランス南部の田園&塩田&湿地帯。
地図をクリックすると大きくなる。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Camargue

アルル観光局サイト(日本語も少しあり)
http://www.tourisme.ville-arles.fr/index.htm




7月15日まで

Galerie ESPACE ARSINOE
3, rue Tholoze 75018
毎日14~19時(月・火曜は予約)
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パリ~世界の映像チャンネル
ギャラリー13 SEVIGNE(トレーズ・セヴィニエ)で「アートチャンネル ”テレビはアートだ!”」のヴェルニサージュ(オープニングパーティ)があった。サテライトTVプログラムの「art channel アートチャンネル」から、110組のアーティストの映像作品200点がスクリーンやパソコンやTVで展示上映されている。


正面奥と左手奥に事務所スペースがあり、正面左にスクリーンの部屋が設けてある。

13s2319.jpg
大小、合計7画面ほどで楽しめるようになっている。

サテライトが対応しているのは今のところヨーロッパ圏内で、今後世界に広がる予定なんだそう。

サイト(英仏)
http://www.artchannel.info


この「チャンネル」をオーガナイズしているAtanaskovicさんなどと話してみたら、元々、彫刻やデザインなどをやっているというアーティストたちだった。話している最中に誰かが近寄ってきて何やらわからない言語が飛び交ったので、スペイン語かなぁと思ったらスラブ系言語だった。名前からも一目なんですが。

参加するにはDVD-Rに作品をコピーして用紙に記入(サイトからワードデータのformulaire d’applicationをダウンロード)、Atanaskovicさんに郵送するだけ!
ART CHANNEL
Attn: Atanaskovic
27, rue de l'Ancienne Mairie
92100 Boulogne Billancourt France



動画フィルムに限っているわけではなく、媒体は何だってOKなんだそう。絵画でも彫刻でもデザイン画でも「君も何か送りなさい!」とかいった具合で幅広く”アート”を募っている。ただし何でもかんでも載っけてもらえるわけではなく、上記のスラブ系Atanaskovic編集長が審査するそうなので御了承ください。

13s.jpg





なお、前のエクスポジションで展示されていたGilles CENAZANDOTTIの、何だかとてつもない彫刻作品が引き続き吊るされている(ひとつめの画像)。発泡スチロール素材のクジラというか潜水艦というか・・・。
実はこの時のエクスポジションは3月17日から4月28日までだったのに、その後立ち寄ったらそれを過ぎてなお展示されていたので、いつまで残しておくのか聞いたら「ハッキリいつとは決まっていないけど次の展示会が始まるまで」と言っていたけど、ひょっとして好評だったためか、そのまま残り続けているようだ(それか買い手がつかず、作者のアトリエもぱんぱんだとか)。
何にせよ結構なインパクトがあって、ここの空間にもなかなか良いと思う。ただし長身の方はズリズリと頭が擦っていたので、アタンシオン!!



エクスポジション;6月14日 ~23日

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この奥がギャラリー
13s0515.jpg
これは1月の画像。中庭にオレンジ色の実が鈴なりだった。


13 SEVIGNE
13, rue de Sevigne 75004
火~土曜 11h~19h
http://www.13sevigne.com
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パリ・アニエス b.のギャラリーで
アニエス b.の活動はいちいち書くまでもなく(というか、それほど詳しくない。)、服飾関係に留まることなく、むしろアート全体に影響する存在になってきてるように思える。ちょっとデカく言い過ぎだとしても、映画(最近の話では、カンヌ映画祭でグランプリ(審査員特別大賞)を受賞した「殯の森」(河瀬直美)への協力が記憶に新しい。)や音楽やアートへの協力体制がハンパ無い感じがして、それがますます大きくなっているようだ。どっちみちアニエス b.の服なんてもう着ないだろうし(いいなと思ったら恐るべし値段だし・・・)、こういう形の世の中への還元はいいことだなぁと思う。

アニエス b.・アート情報ページ
http://www.agnesb.com/front/europe_fr.jsp


パリ・アニエス b.のギャラリーの話は以前、デヴィッド・リンチの新作映画の件で書いたけど(http://rimaik.blog93.fc2.com/blog-entry-77.html)、通りに面していない奥の方にあるスペースが見どころ。通りに面しているのはほんの一部分のスペースと、ショップになっている。

そして今回はアメリカを代表するストリート・アーティストふたりの対決ということで、オベイ・ジャイアント(別名;Shepard Fairey シェパード・フェアリー)と、WK・インターアクト、ふたりのエクスポジションが開催されている。
視覚に強く訴えかけるポップでグラフィックな「図柄」が、そのサイズのデカさも手伝って、強烈な印象とパワーを放っている。”対決型”の証は、各々の作品の中に相手の名前が描かれているところから垣間見えるのもトリハダもの。奥の部屋の、壁全てを覆いつくす大判サイズは何とも圧巻。

エクスポジションHP http://www.obeyvswk-agnesb.com



なお、この企画はトーキョーワンダーサイトでも3月から4月にかけて行われたエクスポジション。

トーキョーワンダーサイトHP
http://www.tokyo-ws.org/
http://www.tokyo-ws.org/shibuya/index_070323.html








6月末まで開催
「THE EAST / WEST PROPAGANDA PROJECT 東西プロパガンダ・プロジェクト」
OBEY GIANT vs WK INTERACT
オベイ・ジャイアント(シェパード・フェアリー) vs WK・インターアクト

Galerie du jour
44, rue Quincampoix 75004
http://www.galeriedujour.com
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パリ・壁アート
「Pochoirs(ぽしょわーる)」というのはステンシル画法、型紙を使った画法のことで、日本のトラディショナルな着物制作の型紙についてもこの言葉を使う(はず。1月にケ・ブランリー美術館に行った時に、日本代表の作品として着物の型紙が”Pochoirs”として展示されていた。はず。ケ・ブランリー美術館 http://www.quaibranly.fr/index.php?id=accueil

・・・というわけで、人物、ポートレートをPochoirsで描くアーティスト、JEF AEROSOL ジェフ・アエロゾル個展最終日のクロージング・ソワレ(カタログ販売のサイン会も兼)に行ってきた。


1980年代からフランス国内、ヴェニス、ロンドン、シカゴなどの街の壁に作品を残し、住民や写真家たちを楽しませてきた。壁に描かれ、静かに街を見守る人物たちはフランスや世界各国のアイドルやイコンであったり、また誰でもない誰かであったりする。残念なことには、これらの壁画は「消されていなければ残っている」という程度の話で、全く”保存されていく”という傾向のものではない。2007年3月に発表された写真集で確認できる。
もちろんキャンバスに残している作品もあるわけで、その作品展がこの度開催されていたわけ(そして終了。)

この人の作品は、繊細でなかなか手間のかかる作業によって実現される。とても視覚的でポップ。ミック・ジャガーやデビッド・ボウイ、アンディ・ウォーホルなどをモチーフにしたものはさらに、ポップ度が増していると言ってよろしいでしょうー。
絵の中に必ず現れる小さな赤い矢印がポイント。ミュージシャン、画家、映画人、文豪、政治運動家などなど、モデルとなった人物たちへの愛と感謝の念を表している。

今回の個展には20cm角から100cm角までの、大小50点ほどの作品が展示された。ゲンズブール、ピアフ、カート・コベイン(ニルヴァーナ)、ジャメル(フランスのコメディアン)、ガンジー・・・などなど、有名人がズラリ並んだ。



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メトロ・Maubert mutualiteあたりに残る作品。サインと赤い矢印がちゃんとある。


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サインをする本人は、こんなオジサンです。とても几帳面にスタンプをいくつか押して、インクが移らないように白い紙をはさんで・・・。でも落ち着かない性格なのか、常にウロウロ動き回っていた。ワタシは何もお買い上げしなかったのでサインは頼まなかった。
フランス北部・リールの人で、この日はソワレのために車で上パリ。


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ミニライブも行われた。



JEF AEROSOL - POCHOIRS
ジェフ・アエロゾル「POCHOIRS」

(個展は6月2日までで終了)

Galerie Anne Vignial
53, rue Charlot 75003
11h~19h30 無休
もよりメトロ; Republique、Temple、Filles du Calvaire
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